多摩のパパにインタビュー! vol.6

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ページ番号1016488  更新日 2024年12月26日

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パパインタビュー vol.6

今回お話を聞いたのは…

Wさんご夫婦(共に30代)
パパ…良樹さん(仮名)会社員(趣味:旅行)
ママ…あゆみさん(仮名)会社員(趣味:美容、ファッション)
子ども…長男9歳、次男7歳

互いに「自分ができることをやる」自然な二人三脚、満足度高め

――ではまず、ライフワークバランスの満足度は良樹さんが90点、あゆみさんが88点から98点ということで、波があるようです。まずは良樹さんから、この満足度の理由を教えてください。

良樹(良):理由は、仕事というよりも会社が家から遠いから…というだけ。

――それだけ!ちなみに、通勤時間、どれくらい?

良:1時間半。子どもたちが小さかった頃は、子どもが病気で仕事にしわ寄せが来ることもけっこうあったけれど、今はそんなこともだいぶ減ったっていうのもあって、ストレスは特にありません。

――ではあゆみさん、ライフワークバランスの満足度は最大で98点とのことで。

あゆみ(あ):やっぱり昔がしんどかったから…子どもたちが3歳と1歳のころまで保育園にも入れずにワンオペ育児だったから、それに比べたらラクだから今は98点って感じるんだと思う。子ども2人を同時に前と後ろで抱っこひもつけて寝かしつけていたから! 

――お仕事の方も、特に不満などは?

あ:仕事は、気持ちも作業も家には持ち帰らないので、イヤなことは通勤中に忘れるし(笑)、そうでなくても夫にグチってしまえば。朝、子どもたちが起きてくるまで、6時から6時半の間にキッチンで家事をしながらおしゃべりして消化してます。

――なるほど~、じゃあお子さんたちが小さかった頃は98点とはいかなかったわけですよね? 

あ:うーん、でもなんか、あの頃は今のラクな生活を知らないし、あの頃はあの頃で満足していたんじゃないかな…あと、例えば子どもが発熱したからママが仕事を休むっていうのが、おそらく多いと思うんですけど。

――はい、よく聞きますね

あ:良樹くんは私がお願いしなくても、先に熱を測って「あー、これ熱上がるなぁ」「じゃあオレ在宅にして○○医院に連れて行くわ-」ってやってくれるから。

――わ、すごい!

あ:同じ「温度感」で子育てしてくれているのは当たり前じゃないことだろうなと思うと嬉しい。もっと言うと、私は私の勘で、まだ医者には連れて行かなくてもいい症状だなとか思ってる時もあるんだけれど、任せた方が良樹くんも楽しめると思うから、あえて口を挟まないようにしています。

――なるほど、まだ病院に行かなくてもいいんじゃないか、とは言わないわけですね。

あ:それで口を出してしまうと、多分つまらなくなっちゃうかなって気をつけてます。

「家事・育児を妻任せにしない」精神は父譲り

――良樹さんの、今の育児や家事に対する意識について掘り下げたいのですが、あゆみさんの妊娠・出産がきっかけなのでしょうか?

良:生まれる前から、家事も育児もあゆみに任せようとかそういう気はさらさらなかったし、仕事を理由にやらなかったこともないかな…僕は仕事が遠方でどうしても朝しか家にいられないから、朝にできることはやるし。暮らしていく中で、僕のやれることを見つけてやってきた感じです。

――良樹さんがそういう柔軟な意識を持つに至ったのは…例えばご自身の家庭環境とか?

良:そうですね、父親は家事を積極的にする人で、全然母親任せにはしない人です。自分でできることを勝手にやってる親父だったからそういうところを受け継いでいるのかな、って思う。

あ:ぜったいにお父さんの影響だよ!(笑)。私の実家は、お風呂はまず父親からだし、父が風呂掃除なんてありえないっていう「昭和」な環境でした。でも良樹くんのお父さんは「オレが最後に入って風呂掃除して出るから」と言って一番先にお母さんに入らせてあげる。私たちが遊びに行けば、孫の面倒もオレが見ているから、みんな入ってきていいぞって言ってくれるスーパーじいちゃんです。

――お2人が自然に互いを思いやって、今の満足度高い生活サイクルを作り上げてこられた背景がよく分かりました!

意識高い姿勢に感謝、いろいろあるけどね(笑)!

――では良樹さんの家事や育児への姿勢について、あゆみさんはどう見ていますか? 

あ:すごく意識は高いと思います。ただ、仕方ないことなんだけれど、家にいる時間が少ない(笑)あとは…これは私もなんだけど、お互い平日昼間は動けないから、平日昼間にしかできないあれこれができないわけ。粗大ゴミの予約とか、予防接種の予約とか…銀行も!そういうのが困っちゃって、2人とも家庭のために使える平日があったらいいなあって思います。

――今までで印象に残る良樹さんの言葉とかエピソードって何かありますか? 

あ:今でこそ、こうやって相性良く、満足度高くやっているけど…子どもたちが保育園に入園したばかりの頃、慣らし保育が終わるまでは復職できないっていう時期のことなんですけど。何家族か集まってBBQした時に、良樹がなんかすごくイヤなことをポロっと言ったんですよね。飲んではいたんだけど、私のこと「家にずっといるくせに」みたいな。その場では何も言わなかったけれど、帰りの車の中で私、運転しながら、助手席の良樹くんを叩きながら「さっきの発言、何?一生懸命やってる人に向かって失礼だろ!」って…そしたら3歳だった長男がそれを後ろから見て泣いて、ママ、パパやめてって。それを機に、子どもの前で喧嘩するのはやめました。

――なるほど。基本、話し合いができている夫婦といえども、やっぱり昔はいろいろあったわけですね。

あ:たぶん「根が悪いやつ」な面もある人なので(笑)!

多摩市はいい公園がたくさん 徒歩圏内にすべてそろう多摩センター

――では、住んでいる多摩市の好きな場所、オススメの場所を教えてください。

良:けっこう公園は行くんだけど、色んな公園に行くから、逆に「この公園が!」ってしぼれない(笑)。
中央公園、鶴牧西公園、東公園、宝野公園…いい公園がたくさんあるところが多摩市の良いところかな~って思う。

あ:宝野公園は桜があって、キレイに富士山が見えるから好きです。中央図書館が近くなって、キレイだし、2週間に1度は行くね。あとは子どもがしたいことに合わせて行くから…サッカーするなら落合サッカー場まで行くし、野球なら西公園。それと、多摩センターは日常生活で必要なものは徒歩圏内ですべてそろうから暮らしやすいです。

優しいところが好き(by夫)。 失敗を笑ってくれるところが好き(by 妻)。

――最後に、お二人のお互いの好きなところを教えてください。良樹さんから! 

良:まぁ、一言で言えば優しいところかな…いろいろ家事も育児も、特に僕に何か文句言わずにやってくれるので、感謝しているし、すごく好きなところです。

――さっき「根が悪いヤツ」とか散々言われてましたけど(笑)? 

良:そういうこと言う人だって分かっているので、そのブラックユーモアも好き。真面目すぎないところも好き。

――では、あゆみさんは良樹さんのどんなところが好きですか?

あ:良樹くんは誰に対しても責めない。大体何でも「まぁまぁまぁまぁ」で済ませてくれて、失敗談を笑ってくれる。だからなんでも失敗を話しやすいところがありがたいし、好きなところ。あとは、好きなところはブラックな面を含めて私を好きでいてくれるところと、夜マッサージしてくれるのがもうめちゃめちゃ気持ち良くって…もはやマッサージがない日は私がカリカリしちゃって(笑)。

――でも言えば、マッサージしてくれるのですか?

あ:はい(笑)。

――うわぁーすごい!すばらしい関係で♬

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