多摩市学童クラブにおける画像漏洩について

多摩市学童クラブにおける画像漏洩について

多摩市児童青少年課が所管しております学童クラブにおいて、在籍児童の保護者の閲覧のみに限定すべき在籍児童の学童クラブでの生活風景の画像及び動画がWEB上で公開されていたことがわかりましたのでお知らせします。
このような事態を招き、関係者の皆様に多大な御迷惑をおかけしたことに、深くお詫び申し上げます。今後、再発防止に向け、より一層の個人情報の管理を徹底してまいります。

1．概要

社会福祉法人多摩福祉会が多摩市から受託している永山小学童クラブ、永山学童クラブ、貝取学童クラブ、貝取小学童クラブでの生活風景の画像1,289枚及び生活風景を映した動画1件（在籍児童及び卒クラブ児童327名分）について、受託法人ウェブサイトにおいて画像一覧ページに入室するためには在籍児童の保護者のみに配布したパスワードを入力する設定がされていたが、パスワードを入力してアクセスした先の画像一覧ページ自体にパスワードがかかっておらず、在籍外の者も見られる状態となっていた。期間にして令和6年4月2日から令和7年3月26日までがその状態であった。

令和7年3月26日15時30分
学童クラブでの生活風景の画像がGoogle検索すると在籍外の者も閲覧できることを受託法人職員が発見。即時に同職員が他の3学童クラブに画像及び動画の公開を止めるよう指示した。また、ホームページ作成業者にも状況を連絡し、解決を図るよう対応を求めた。
同日16時30分
対象の4学童クラブについて、画像及び動画が全て非表示となっていることを確認。ただし、Google検索時のサムネイル画像のみ画像が残っていることを確認。
同日18時54分
ホームページ作成業者からGoogleへサムネイルからの画像削除要請を行ったとの連絡を受ける。
同日24時
サムネイルの画像も表示されなくなっていることを確認。
令和7年3月28日全保護者へ謝罪するとともに、再発防止がはかられるまで画像及び動画は掲載しない旨の電子メールを送信し、本日時点において、本件に伴う保護者からの特段のご連絡はいただいておりません。

2．二次被害について

現時点で二次被害の報告はなし

3．再発防止について

同様の事例が起きないよう、漏洩が起きた際の損害リスクを含め、個人情報の取り扱いを厳重に行うよう受託法人への指導を徹底する。
受託法人は、再発防止として、個人情報保護を徹底し、個人情報に対する職員の感度の引き上げを図るとともに、今回の事態を教訓として情報管理体制の一層の強化に取り組む。

4．その他

本事案は、個人情報保護法施行規則第43条第1号に当たるため、個人情報保護法に基づき、国の個人情報保護委員会に対して報告する。