サクラの木につくケムシ(モンクロシャチホコ)について
モンクロシャチホコとは
9月頃サクラの木につく、黒色の体に黄白色の毛、体長5センチほどのケムシがモンクロシャチホコの幼虫です。
幼虫は群生し、サクラやナシ・ウメ等、バラ科の植物を好み、葉を大量に食べて育ちます。
体を反り返す姿がシャチホコに似ていること、成虫に黒い紋があることから、モンクロシャチホコの名がついたとも言われています。
葉を食べて育った幼虫は、9~10月頃地上に下り、落葉や土の中の浅いところでサナギになり越冬します。
7~8月頃に成虫の蛾が羽化し、葉裏に卵をかたまりで産みつけます。
8~9月頃にサクラにつくケムシは、ほとんどがモンクロシャチホコです。
駆除について
モンクロシャチホコを駆除するためには広範囲への薬剤散布が必要となり、広い範囲で環境や人体への影響が懸念されます。
また、薬剤散布によりモンクロシャチホコ以外の小動物も無差別に駆除することとなり、生態系への影響もでてきます。
モンクロシャチホコに毒はなく、直接触っても問題ありません。
薬剤の使用による悪影響を考え、原則として駆除は行いません。
ご理解・ご協力をお願いいたします。
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