多文化共生について ~あなたも今日から多文化共生~
多文化共生ってなに?
多文化共生とは、国籍や民族などの異なる人々が、お互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくことを言います。
つまり、日本人、外国人といった国籍の違いや言葉の違いに関わらず、地域の中でお互いに協力しながら生きていこうという考え方です。
なぜ、多文化共生が必要なの?
グローバル化の進行や、労働力不足による外国人労働者の重要増などを背景に日本に住む外国人人口は増加傾向にあります。これは私たちが暮らす多摩市も例外ではなく、10年前の平成25年から、1000人以上外国人人口が増加し、令和5年7月には3,200人を越えました。これは多摩市の人口の約2.2%にあたり、多摩市の45人に1人が外国人住民という計算です。
多くの外国人住民が暮らすようになったことで、会社や学校、地域の中においても以前より外国人住民が身近な存在となってきています。文化や言葉の異なる外国人住民と共に支えあって暮らしていくためには、お互いに理解し合い、受け入れる多文化共生の考え方を持つことが大切なんです。
多文化共生のまちづくりに向けた3A ~あなたにできること!~
多文化共生のまちづくりを進めていくために、私たち一人ひとりにもできる3つのこと(3A)をご紹介します。
この他にも、多文化共生のまちづくりのためにあなた自身にどんなことができるか考えてみましょう。
1. Attention!関心を持ってみよう!
世界の国や地域にはそれぞれの文化や習慣があります。
国際交流イベントに参加するなどして、多文化への理解を深めましょう。
2. Action!行動してみよう!
外国人の方に自分から積極的にあいさつをしてみましょう。
困っていそうな方には「何か困っていますか?」と声をかけてみるのもいいですね。
3. Acceptation!違いを認め、受け入れる気持ちを持とう!
私たちはみんな違う部分があって当然!
違いを認めあい、お互いを尊重する気持ちで接するようにしましょう。
多摩市の取り組み
多摩市では、多文化共生社会の実現に向けて、日本語教室や生活相談の実施、タブレット通訳システムの導入、多言語情報紙の発行などの在住外国人への支援事業の他、多くの人に分かりやすい「やさしい日本語」の普及啓発など、さまざまな取り組みを進めています。各取組の詳細は下記のリンクからご確認ください。
外国人のための日本語教室
多摩センター駅、永山駅、聖蹟桜ヶ丘駅の3地域で、日本語を母語としない市民を対象とした日本語教室を実施しています。
外国人のための生活相談
日本語を母語としない市民を対象に、日常生活での困りごとや悩みごとについて相談できる生活相談室を月2回開室しています。
多摩市の生活情報(LIVING GUIDE TO TAMA CITY)
多摩市で暮らす外国人住民のための生活ガイドブックです。「英語」「中国語」「韓国語」の3言語で発行しています。
市内転入時に外国人住民へ配布している他、市役所窓口等でも配布しています。
市役所窓口などでのタブレット通訳の導入
市役所窓口等に、外国語13言語と手話通訳に対応したタブレット通訳システムを導入しています。
オペレーターを介して、外国人住民と職員での3者間通訳が可能です。
外国人向け月刊生活情報誌「HAND in HAND in たま」の発行
たま広報から記事を抜粋し、外国人住民向けの生活情報紙を毎月、「英語」「中国語」「韓国語」「やさしい日本語」で発行しています。
市役所窓口の他、公民館など市内の公共施設等で配布しています。
やさしい日本語の普及啓発
市職員を対象とした庁内研修を実施している他、たま広報や市公式ホームページ等で市民向けの周知を行うなど、外国人にとってより分かりやすい「やさしい日本語」の普及促進のための取り組みを行っています。
このページに関するお問い合わせ
文化・生涯学習推進課 文化・生涯学習推進担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6882 ファクシミリ番号:042-371-3711
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