多摩市が考案した「持出王」をやってみませんか?
持出王とは
概要
持出王は、80種類以上の物品カードの中から、物品のコストや重さ、特徴を考えて最適な非常用持出袋を作成し、作った持出袋の中身でトラブルを解決するゲームです。非常用持出袋はすべてのものを詰めることはできないため、その中で何を優先して持っていくかを考え、学ぶことができます。
対象(目安)
小学3年生から
プレイ人数
プレイヤー:3人から5人
コントローラー:1人
所要時間
40分程度
ルール説明
準備
- 物品カードを机の上に並べる
- コントローラーにトラブルカードとマスターカードをプレイヤーには見えないように渡す
ゲームの流れ
- プレイヤーは「非常用持出袋を作るときの詳細ルール」に従って物品カードから避難所にもっていく物品を選び、全員で1つの非常用持出袋を作る。
- 非常用持出袋が完成したらコントローラーに伝える。
- コントローラーは避難所へ向かう道中に発生するイベント、避難所で発生するイベントの順にトラブルカードを読み上げる。
- プレイヤーは読み上げられたイベントに対し、作成した非常用持出袋の中身を使って解決策を提示する。
- コントローラーは解決策が納得できるものであれば称号カード(マスターピース)を渡し、納得できない場合は部分的に非常用持出袋を作り直させる。
- すべてのトラブルを解決し、すべての称号を入手できた場合は、コントローラーから「持出王」の称号をプレイヤーに進呈する。
非常用持出袋を作るときの詳細ルール
バッグの最大容量(25)以内で非常用持出袋を作成する。
- 物品カードの下部に記載されているコストの合計が25以内になるように物品を選ぶ。
- 物品カードのイラスト下に記載されている重さの合計は自分が持てる範囲にする。(実際に3kg、5kg、7kgのバッグを作っておくと重さがわかるのでおすすめです)
- 物品カードの下部に記載されているコストが0のカードは、3つでコスト1として扱う。
- 1つだけ好きな物品を手で持ってくことができ、手で持っていく場合はコスト0として扱う。
- 物品カードの左上に「装」と記載されているカードは身に着けることができるため、身に着けていく場合はコスト0として扱う。ただし、一般的に一緒に身に着けられないものは同時に装備することができない。(例:運動靴と長靴など)また、重さは反映されるため、ルール3に準拠する。
持出王の実施について
現在は小学校での授業や防災安全課主催の事業で取り扱っております。
ご興味がありましたら、以下のお問い合わせ先までご連絡ください。
このページに関するお問い合わせ
防災安全課 防災担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6802 ファクシミリ番号:042-371-2008
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