非常用持出袋をつくろう!
非常用持出袋の作り方!
非常用持出袋とは、災害時に避難する必要が生じたとき、迅速に避難することができるよう事前に持ち出す物品を準備したバッグのことです。持ち出す物品を選んでバッグを作るのには時間がかかります。発災した瞬間にそんなことをしていては、逃げ遅れて倒壊や水害に巻き込まれる恐れがあるため、必ず事前に準備するようにしましょう。
step.1 まずはバッグを用意しよう!
非常用持出袋として使うバッグを用意しましょう!ホームセンターやインターネット等で「非常用持出袋」が販売されていますが、リュックサックやバックパック等の「両手がふさがらない」・「ある程度の量が入る」通常のバッグも非常用持出袋として使うことができます。
step.2 避難の道中や避難先で起こりえるトラブルをイメージしよう!
例えば震災であれば、
- 避難の道中で上から物が落ちてくるかもしれない
- 暗い場所を移動しなければならないかもしれない
- 避難所でのどが渇いたりおなかが減ったりするかもしれない(市の支援物資はすぐには届きません)
- 情報収集には欠かせないスマートフォンの充電がなくなってしまうかもしれない(避難所の電気は使えるとは限りません)
等のトラブルが起こりえます。
想定する災害をよく考え、どんなトラブルが起こりえるのかをイメージしてみましょう。
step.3 イメージしたトラブルをもとに必要なものをそろえてみよう!
step.2でイメージしたトラブルをもとに、自分で必要だと思うものを非常用持出袋に入れていきましょう。当然ですが、非常用持出袋にすべてのものを入れることはできません。また、非常用持出袋が重いと、機動力が落ちてしまい迅速な避難の妨げになります。非常用持出袋に物品を入れるときは、必ず優先順位をつけ、自分が身軽に持つことができるバッグになるよう用意しましょう。
非常用持出袋に優先的に用意すべき物品(例)
- 避難道中で必要なもの
- 懐中電灯・ヘルメット・軍手・スニーカー
- 生命活動に必要なもの
- 食料(最低3日分)・飲料水(最低3日分)・携帯トイレ(最低15回分/1日一人当たり5回を3日分)
-
避難生活で必要なもの
- スマートフォン・モバイルバッテリー・タオル・ウェットティッシュ
- 人によっては必須となるもの
- ミルクや哺乳瓶など子育て用品・生理用品・常備薬・ケージやペットフードなどペット用品
step up! 非常用持出袋の中身を使ってみよう!
非常用持出袋を作ったはいいものの、ものによっては肝心の使い方がわからないというケースがあります。例えば、非常用持出袋に携帯トイレを準備していたとしても、購入してすぐに非常用持出袋の中に入れしまい試したことがない場合は、実災害時に使うことができないことも考えられます。非常用持出袋は、ただ物品をそろえるだけではなく、その中身を一度試すようにしましょう。
非常用持出袋の作成をゲームを通して学んでみよう!
多摩市が作成した非常用持出袋作成ゲーム”持出王”を通し、非常用持出袋について学んでみませんか?実は非常用持出袋の作成には、大人でも時間がかかります。また、知識が少ない状態でホームセンターにいっても、なかなか購入すべきものがわからないこともあります。ぜひゲームを通して一度学んでみましょう!
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