多摩のパパにインタビュー! vol.7

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ページ番号1018564  更新日 2025年9月23日

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パパインタビュー vol.7

今回お話を聞いたのは…

Gさんご夫婦(共に30代)
パパ…健太さん(仮名)会社員(趣味:ドライブ)
ママ…涼花さん(仮名)パート(趣味:クラシックバレエ)
子ども…長女4歳

パパインタビュー vol.7(テキスト版)

パパは転職でワークライフバランスが爆上がり!

――早速ライフワークバランスを見せていただくと、パパが満足度90点でママが80点。まずは、パパの90点についてうかがえますか。

健太(健):私は転職したことで「爆上がり」しました。前職は土日もどちらかは必ず出勤しなければならず平日も早番だの遅番だので、家族と過ごせる時間は少なかったですね。娘の保育園の行事に出られるかどうかもシフト次第だったので…。その頃の満足度は20点でした(笑)。なぜ100点満点ではないかというと、平日の仕事がメインになったので保育園の送り迎えが難しくなったので、その分、10点マイナスですね。

――土日は休めて、家族の時間は増えたのですね。20点から90点へと爆上がり、素晴らしい!ちなみに転職のタイミングは、お子さんが4歳の頃ですか?

健:子どもが3歳の時に転職を決めました。家族の時間が欲しくて。いつか転職するぞとは思っていて、娘が3歳の時に縁がありました。これから保育園の行事も増えるだろうし、小学校に入ればもっと保護者として参加していきたいし、それが可能な先が見える仕事をしたいとはずっと思っていました。

――先々を見据えての転職で、結果爆上がり、と。では一方で涼花さんの満足度は80点で、この理由は?

涼花(涼):やっぱりもうちょっと自分の時間が欲しくて、マイナス20点です。

――スケジュールを拝見すると、たしかに15時に退勤してから目まぐるしいですね。自分の時間が欲しいというのは、平日?土日?

涼:どっちもですね…出産前は割と自分の好きなことができていて、小さい頃からずっとクラシックバレエをやっていたり、あとは嵐が好きなので、追っかけもしたいし(笑)。

健:そういう時間をとらせてあげたいと思いつつ、今はまだまだ転職したばかりで僕に余裕がなくて、待ってもらっているところです。

――なるほど~。このスケジュールだと、平日は涼花さんがほぼワンオペ育児ですか?

涼:そうですね、でも前職に比べたらマシかなと思います。健太さんも、例えば洗い物とか朝のゴミ出しとかお風呂掃除とか、そういうのを気づいたらちょこちょこやってくれているので不満はありません。

――お二人の馴れ初めをうかがえますか?

健:友達に涼花さんを紹介してほしいと伝えて…

涼:学祭の準備が大変だった時期だったので、言われてもすぐには会えなかったんですが、学祭が終わって忘れた頃に…友達に他の大学の学祭に誘われて、その日のご飯のタイミングで、健太さんがいて。

健:写真で見ていたから、目の前に現れて「本物だ!」って感じで(笑)。5年付き合って結婚しました。

――それはすてきですね~!

共働きなのだから、家事も半分ずつが当たり前

――では、涼花さんの妊娠・出産を経て、健太さんの家事や育児への意識はどのように変化したかどうかあたりをうかがえますか。

健:出産まで3年ぐらい2人暮らしでしたが、すでに共働きだったので、家事は2人でやっていましたし、僕は一人暮らしもしていたので、家事はできないっていうほどではなかったと思います。子どもができたから家事しなきゃ、みたいな変化はなかったんじゃないかな…ただ、実際はできていない部分もあったと思うし、その都度2人で話し合ってきた感じです。

――家事や育児を、当たり前のように自分のこととしてとらえておられ、ご自分がそういう考え方になった背景として、なにか思い当たることはありますか?男は仕事、女は家事育児、みたいな考えにならなかった背景というか。

健:特に分担をきっちり決めているとかではないんですが、やっぱり、お互い働いているわけじゃないですか?働いているのに家事は全部女性が引き受けるっていうのはバランスがおかしいと思うんです。専業主婦ならともかく、お互い働いているなら家事も半分に分けるべきかなと。

――なるほど。そういう発想は、ご両親や、育った環境からの影響があるのでしょうか?

健:実家は、僕が小さい頃は母親が専業主婦だったので、母が家事も育児も全部やっているような…昔ながらの家庭だったんだろうなと思います。自分がなぜこんな考えなのか、っていうのは…なぜでしょうね(笑)?でも一人暮らししていて家事を全部自分でやっていたことを思うと、今は半分ずつ分担しているわけだから、ラクになっているともいえます。

――なるほど、パートナーと家事を分担できるのだからラク、とポジティブにとらえておられるのですね。
転職したことでの変化はありますか? 

健:先日、子どもが夜遊んでいて腕の関節が抜けてしまって、翌朝、僕が勤務前に病院に連れて行くことができて。そういう急用の付き添いとかに対応できるようになったのは明らかに変わった点ですね。

――そういうのは心強いですね~。そんな感じなわけですが、涼花さんから見て、実際のところ健太さんはどうでしたか?

涼:転職する前は朝が早いから、夜泣きの対応の手伝いなんてぜったいに頼めなかったですね…それがけっこう辛かった。今は、朝が少しだけ遅くなったから、頼めるようになりました。

欲しい! 職場での育休制度の周知

――健太さんとしては申し訳なく感じておられた…?

健:もちろんです。もう、どうしようもなくて…前の職場の愚痴になっちゃうんですが、例えばイマドキは会社が男性社員に育休制度を周知徹底するとか、普通だと思うんですが、そういうのもなかった。出産の立ち会いすら、できるかどうかあやしかったんです。上司から、出産の日に代わりの人が見つからなかったらごめんって、って言われてしまって…運良くシフトの都合で休みだった日に生まれてくれたので立ち会いができたわけですが、正直危なかったです。でも今はさすがにその職場でも育休制度の案内はされているようで、実際に当時の同僚も育休取っているようなので、よかったです。何のアナウンスもない中で社員が会社に「育休を取りたいんですが取ってもいいですか」って尋ねるより、会社側から育休制度のアナウンスをして社員にどうするか聞く方が、育休取得しやすいと思います。

――そうですよね。今の職場は、しっかり制度とか権利についてアナウンスしてくれるところですか?

健:そうだと思います。娘のきょうだいも欲しいなと考えているので、その点は安心できます。

――「つかみに行った」転職で、生活の質が向上してほんとうによかったですね。では、今現在お住まいの多摩市で、オススメのスポットがあれば教えてください。

健:聖蹟桜ヶ丘の駅前のカワマチのあたりはいいですね。イベントがなくても自由に遊べて子どももずーっと楽しく過ごせる。あとはやっぱり多摩中央公園。

涼:多摩中央公園はいいよね、子どもが最初に歩いた思い出もある公園ですし。

健:あと、多摩は電車がたくさん走っているから、子どもが電車をよく見ることができて、喜んでいます。そんなところも好きです。

才能いっぱいのママ テキパキこなすパパ

――最後にお2人に、お互いの好きなところを教えてください!

健:自分にはない才能がいっぱいあるところ。僕にはクリエイティブな能力はないので、バレエとか絵の才能とか…すごいなって思っています。あとは…先の見えない上に不安定な仕事をしていた僕と結婚してくれたのは、ありがたいなって思います。

――涼花さんは健太さんのどんなところが好きですか?

涼:何でも割とテキパキ、いろいろこなせるところですね。私はけっこう、いろんなことに優柔不断でモタモタしちゃって、時間がかかるんですが、彼はテキパキやる。そういうところは頼りになるし、好きなところです。アクティブに子どもと2人で公園に行ったりしてくれるのも、助かります。あとは…一緒にいて違和感ないというか、自然の…ありのままの自分でいられるところ、かな。

――ありがとうございました!

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