多摩のパパにインタビュー! vol.8
パパインタビュー vol.8
今回お話を聞いたのは…
Kさんご夫婦(共に30代)
パパ…レンさん(仮名)SE責任者(趣味:キャンプ)
ママ…ルウさん(仮名)保育園本部の部長(趣味:楽しい場所のリサーチ)
子ども…長女5歳
パパインタビュー vol.8(テキスト版)
子どもの「やりたい」を全力で応援!
――レンさんが子育てするにあたって大切にしていることはなんでしょう?
レン(レ):やっぱり子どもが「やりたい」っていうところに対しては、全力で力になりたいと考えています。
――ありがとうございます。では、ルウさんは?
ルウ(ル):私は、子どもの気持ちを受け入れることと、否定しないことを大切にしています。
――ワークライフバランスの満足度については、レンさんが90%、ルウさんが80%となっていますね。
レ:仕事の合間を縫って子どもの送迎やお世話をできているので満足度は高めですが、もっと子どもと関わる時間を確保したいという思いが強いので、100%ではないというか・・・
ル:私は「母親として寂しい思いさせているな」とか、母親業が足りてないなという気持ちと、「もっと仕事を頑張りたいな」と思う気持ちの両方があって、そのせめぎ合いの中で8割は満足しているかな、みたいな感じです。
――それぞれ、子どもとの時間を作るときの工夫などありますか?
ル:私は、子どもと一緒にいる時は、基本、他のことをしない。携帯電話をいじったりとかは、極力しないよう心がけています。
レ:家では、なるべく娘を優先にして動くようにしています。「これは、娘を迎えに行ってからでいいかもしれない」と判断したりだとか。
――お2人の、息抜きの方法を教えてください。
レ:仕事の時間がけっこう息抜きになっていて、自分1人で考える時間があることが息抜きになっているかな、と思います。
ル:私は子どもが趣味というところもあって、子どもと一緒に過ごす時間が、自分にとっても一番大好きでリラックスできる時間です。
――それはうらやましい感覚です!
育休で経験できたから 身についた「パパの姿勢」
――多摩市についての質問です。多摩市は子育てしやすいですか?また、よく遊びに行くスポットも教えてください。
レ:子育てしやすいと思います。公園とか遊び場が多いし、小児科も充実してるし。
ル:公園も、そんなに混んでないよね。たくさんあるし。
――レンさんの育児に対して積極的な姿勢は、ルウさんの妊娠や出産を経ての変化なのか、あるいはレンさんが生まれ育った環境や性格などで従前から身についていたものなのか、どちらでしょうか?
レ:結婚するまでは、子育てとかは全然意識になかったので、結婚・妊娠・出産を経て今の形になっていったという感じですね。
――若い頃、子どもとか子育てに対してどういう考えでしたか?
レ:子どもは大好きでなので欲しいなとは思ってはいたのですが、頭のどこかで「子どもは勝手に育つもの」と思っていて、具体的にこんな風にしようとかはイメージしていませんでした。
――意識が変化したきっかけは?いつ頃でしょう?
レ:もともと妻は「先生」だったこともあって知識が豊富で意識も高かった。僕は半年間の育休の中で、そんな妻に教えてもらって、それが子どもへの接し方とかこれからのぼくら家族のあり方を考えるきっかけになりました。妻は、自分がやった方が手早いこともあえて僕にやらせてくれたり、その都度、僕の意見を採り入れてくれたり、正解を教わるというより一緒に
1つ1つを経験した上で乗り越えさせてもらいました。そのおかげで、自然と今の姿勢がある感じです。
――プロでもあるママがやれば手早いけれども、そこをあえてパパにやってもらうことで、育児参加を自然に促されたわけですね。「思い描く理想の形」までの道のりはスムーズでしたか?それとも、険しかったり大変だったりしましたか?
レ:もし育休を取らずに仕事もやりつつ、片手間で育児をやっていたら、こんなにも育児のことを学ぶことはなかっただろうから…きっと自分の中でいっぱいいっぱいになっていた気がするし、今のような向き合い方ができていたか分からないです。道のりは…自分がマイペースなのに対して、妻はきっちりした性格なので、生活の中でも妻のやり方の方がうまくいくことは頭では分かってるんだけれど、素直に聞き入れることができない、ということはありましたね。
家族を大切にする人だから。ママの予想は的中☆
――子育てをしてきた中で、忘れられないパートナーからの言葉がけなどはありますか?
レ:「レン君と結婚してよかった」…みたいなことを言ってくれたときはやっぱり印象に残っています。
――おぉ~、どんなタイミングで?
レ:他のお父さんの子どもとの接し方と比べてとか、いろんなタイミングがありましたが、子どもと接している時に言われた時のことは、心に残っていますね。
――ではルウさん、育児への意識や向き合い方に関するレンさんの変化について、どう感じてますか?
ル:そもそも家族を大事にする人と結婚したいと思っていて、私や家族を大切にしているレン君と結婚したのだから、これから先に何が起こるか分からないけど、子どもができたとしても、レン君は必ずいいパパになる、と確信していたというか…(笑)。
――元々家族を大切にする人だから、子どもという家族が1人増えても、もちろん大切にするよね~っていう感じなんですね。では、子育てをしてきた中で、忘れられないパートナーからの言葉などはありますか?
ル:よく、子どもが夜泣きをすると、お母さんだけが気づいて起きて、お父さんは気づかずに爆睡っていう話を聞きますが、うちは逆で、レン君が気づいて起きて、お世話をしてくれていました。意識なのか、本能なのか…。
――素晴らしいですね!次に、ルウさんはレンさんに対して「もっと、こうして欲しい」みたいな要望は、ありますか?レンさん、なにか思い当たるフシはありますか?
レ:予想できます(笑)。「家族のお出かけの計画をして欲しい」とか…「子育てにもっと積極的になってほしい」とかですかね。
ル:大正解!
――では逆に、レンさんの要望をルウさんは予想できますか?
ル:「1人の時間が欲しい」じゃないかな。
レ:そうです、「自分の時間を確保したい」ってことです(笑)
――お互いのことをよく分かっていらっしゃいますね♪
幸せ実感は仕上げ磨きで byママ ママの生き方を尊敬 byパパ
――今一番幸せな瞬間ってどんな時でしょう?
ル:子どもの仕上げ磨きをしている時かも!
――マニアックでいいですね(笑)♪お子さんは、仕上げ磨きをイヤがりませんか?
ル:うん。逃げずにやらせてくれます。
レ:僕は、娘がギューとかチューしてくれる時かな。
――いいですね!それでは、最後の質問です。お互いの好きなところや尊敬するところを教えてください。
ル:何に対してもよく気づくところ。頼めばすぐやってくれるし、フットワークが軽い!
レ:家族で過ごす時間を自分の時間を犠牲にしてでも計画してくれるところを尊敬しているし、本当に素晴らしいなぁと思っています。あと、仕事に対する責任感が強いところ。
――本当に素敵なご夫婦ですね♪長々とありがとうございました!
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