フェーズフリー防災
備えは災害のためだけじゃない、「フェーズフリー」とは!
普段使っているものが災害時にも役立つ!
「平常時」と「災害時」をわけることなく、日常で使用しているものを災害時に役立てるという考え方を「フェーズフリー」といいます。災害に備えて防災用品を買ったけど、しまい込んでいて何が備蓄してあるのかわからないという経験はありませんか?フェーズフリーでは日常的に使用しているものを、災害時にも使用するので、もしもの時にすぐに使用することができます。また、日常的に使用するものであるため、防災用品を購入するのと比べて、特別な準備やコストを削減できます。
この考え方を意識して、皆さんの身の回りのものの中から災害時に役立つものを探してみてください!
災害時に使えるものを探すポイント!
1 耐久性
日頃の生活はもちろん災害時の特殊な環境にも対応する必要があります。防水機能やメンテナンス性能が高いものが良いです。
2 停電時の使用
台風や大雪などによって電線が切れて停電が起こる場合があります。電気を使わなくても使用できるものやバッテリーで使用できるものがあると安心です。
3 断水時の使用
水道管が破損してしまったり、水不足による断水が起こる場合があります。水が止まると衛生環境が悪化してしまうため、ウェットティッシュや消毒液などを準備して清潔な環境を整えられると安心です。
4 ガス停止時の使用
地震などにより道路が通れない状態になるとガスの交換ができなくなる場合があります。カセットコンロなどを準備すると、ガスコンロが使えない場合にも温かい食事が食べることができます。
日用品を災害時に役立てる例
モバイルバッテリーやアルコール消毒液など、日常でよく使うものから、ランタンやカセットコンロなどのアウトドア用品まで、さまざまなものを災害時に活用することができます。清潔な手拭いは、止血や骨折部の固定に役立ちます。
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