植物1
トクサ科 イヌスギナ
Equisetum palustre
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998):A
向陽の湿地に群生する夏緑性のシダ植物です。
生育地はごくわずかです。
参考文献
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998)
日本の野生植物シダ(1992年.平凡社)
ハナヤスリ科 コヒロハハナヤスリ
Ophioglossum petiolatum
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998):A
山ろくや原野に群生する夏緑性のシダ植物です。墓園などで稀にみられます。
参考文献
日本の野生植物シダ(1992年.平凡社)
チャセンシダ科 コタニワタリ
Asplenium scolopendrium
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998):A
山地のやや陰湿は林床に生じる常緑のシダ植物です。
石灰岩地性であり、園芸採取のため減少しています。
参考文献
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998)
日本の野生植物シダ(1992年.平凡社)
オシダ科 サクライカグマ
Dryopteris gymnophylla
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998):B
低山地の斜面などに生育する常緑性のシダ植物です。
丘陵部では開発などにより減少しています。
参考文献
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998)
日本の野生植物シダ(1992年.平凡社)
オシダ科 アスカイノデ
Polystichum fibrilloso-paleaceum
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998):C
山林の林床に生育する常緑性のシダ植物です。
丘陵部では開発などにより減少しています。
参考文献
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998)
日本の野生植物シダ(1992年.平凡社)
アカウキクサ科 オオアカウキクサ
Azolla japonica
「改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物植物」(環境省編2001):II類
水田や湖沼に生じる浮遊性の水生シダです。
農薬汚染、土地造成、水質汚染が減少の主要因です。
参考文献
「改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物植物」(環境省編2001)
イラクサ科 ミズ
Pilea hamaoi
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998):B
湿ったところに生育する1年草です。
7月から10月に花をつけます。
かなり減少しています。
参考文献
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998)
「日本の野生植物草本II」(1982年.平凡社)
ナデシコ科 ワダソウ
Pseudostellaria heterophylla
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998):A
山野の日陰に生育する多年草です。
4月から5月に白い花をつけます。
丘陵部の生育地は、宅地開発などにより激減しています。
参考文献
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998)
「野に咲く花」(1989.山と渓谷社)
キンポウゲ科 オキナグサ
Pulsatilla cernua
「改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物植物」(環境省編2001):II類
「東京都の保護上重要な野生生物種1998年版」(東京都1998):A
日当たりの良い草原に生育する多年草です。
4月から5月に外面は白い白毛で被われ、内面は暗赤紫色の花をつけます。
園芸用の採取、植生の遷移、草地の開発が減少の主要因です。
参考文献
「改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物植物」(環境省編2001)
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