アイスランドの大統領が多摩市を訪問されました!
アイスランドの、グズニ・トルラシウス・ヨハネソン大統領が多摩市に!
多摩市がホストタウンを務めるアイスランドのグズニ・トルラシウス・ヨハネソン大統領が、12月3日(土曜日)に多摩市を訪問されました!
当日は、パルテノン多摩にて、阿部市長をはじめとする市関係者の他、友好都市富士見町の名取町長、TAMA女性センター市民運営委員会委員長、多摩市国際交流センター理事長、多摩センター地区連絡協議会会長にもご参加をいただき、大統領の歓迎会を開催しました。
今回、大統領は「国際女性会議WAW!(WAW!2022)」で基調講演を行うために来日されたこともあり、歓迎会の中では阿部市長と「男女平等」に関する内容を中心に会談をされました。
男女間の格差を数値化したジェンダーギャップ指数で13年連続世界1位となり、世界でもっとも進んでいると言われるアイスランドの男女平等について大統領は、
「アイスランドも以前は男社会であり、ここまで来るのは本当に険しい道のりだった。」
「(大統領ご自身も)5人の子どもが生まれたときにはそれぞれ育児休業を取って、子どもたちの成長の第1歩を見届けることができた。とても貴重な体験だった。」
「男女平等を推進する上で特に大切なことは、男性に男女平等について考えてもらうこと、男性の意識を変えていくこと。」
「今も男性主体の社会が多くあると思うが、女性の力を活用して、男女平等を推進することで経済的にも強くなることができるということを伝えたい」
と、ご自身の経験も交えながら、力強いアドバイスをくださいました。
また、男女平等以外では、温暖化によりアイスランドの氷河が溶け出していることなど、気候問題に話が及ぶと、
「気候問題については、まず二酸化炭素の排出量を減らし、クリーンエネルギーの使用を進めていくことが重要。」
「アイスランドは地熱と水力に恵まれている国なので、日本をはじめとして、同じように地熱と水力を利用できる他国とも協力して問題に取り組んでいきたい。」
と考えを述べられていました。
歓迎会の最後には、阿部市長、富士見町の名取町長から、多摩市・富士見町のお土産がそれぞれ大統領に送られ、グズニ大統領からも市長・町長・議長にそれぞれプレゼントをいただきました。
歓迎会終了後は、駐日アイスランド大使館が主催となって開催された「サンリオピューロランド小巻館長とのトークセッションイベント」に参加をされ、訪問の最後には、同日に多摩センターで行われた「イルミネーション点灯式」でステージショーやカウントダウンなどを楽しまれていました。
グズニ大統領は、多摩市について、「ずっと訪れたいと思っていたので、ようやく訪れることができ、とても嬉しい。すぐに多摩市のことが好きになりました。多摩市のみなさんもぜひアイスランドを訪れてください、大歓迎します!」
と笑顔を見せてくださいました。
また多摩市にお越しいただけることを、楽しみにお待ちしています!
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