多摩市が東京2020オリンピック競技大会アイスランドオリンピック選手団の事前キャンプ地に決定!

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ページ番号1003302  更新日 2023年3月10日

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写真:覚書締結式の様子


覚書締結式の様子
左より、

  • 阿部裕行 多摩市長
  • リネイ・ラット・ハルドルスドッティル アイスランド国立オリンピック・スポーツ協会事務総長
  • 大澤英雄 学校法人国士舘理事長
  • エーリン・フリーゲンリング 駐日アイスランド共和国大使(当時)

駐日アイスランド大使館で「覚書締結式」を開催しました!

東京2020オリンピック競技大会の期間前及び期間中に、アイスランド共和国オリンピック選手団(以下「選手団」といいます。)が本市でキャンプを実施することについて、アイスランド国立オリンピック・スポーツ協会(以下「ISI」といいます。)、多摩市、学校法人国士舘との間で、このたび基本合意に至り、ISI、多摩市、学校法人国士舘の三者による「覚書締結式」を駐日アイスランド大使館で開催しました。

覚書締結式の概要

日時:令和元年(2019年)8月23日(金曜日)17時~18時
※締結式後、記者会見を行いました。

場所:駐日アイスランド大使館(港区高輪4-18-26)

署名者:リネイ・ラット・ハルドルスドッティル ISI事務総長、阿部裕行 多摩市長、大澤英雄 学校法人国士舘理事長

立会者:エーリン・フリーゲンリング 駐日アイスランド共和国大使

基本合意の概要

  • 多摩市は、選手団が事前キャンプの実施期間中に使用する宿泊施設を確保するとともに国内輸送費等を予算の範囲内において負担する。
  • 学校法人国士舘は、選手団が高いレベルの練習に取り組むことができるよう、国士舘大学キャンパス内の練習施設を授業に支障のない範囲において無償提供する。
  • 選手団は、市民等との交流イベントに練習に支障のない範囲において参加する。
  • 事前キャンプの実施に係る細部にわたる費用負担、練習期間、参加人数等の詳細については、令和2年(2020年)5月31日までに決定し、正式契約を締結する。

市長コメント要旨

このたびアイスランド共和国オリンピック選手団が多摩市で事前キャンプを実施することについて、アイスランド国立オリンピック・スポーツ協会、学校法人国士舘、多摩市の三者で覚書を締結するに至りましたことを大変嬉しく思っています。

事前キャンプ地に選んでいただいたアイスランド国立オリンピック・スポーツ協会の皆様、練習施設としてご協力いただける学校法人国士舘の皆様、また、この場を提供してくださった駐日アイスランド大使館の皆様に深く感謝します。

2018年11月に行われた各国オリンピック委員会の代表者が一堂に会するANOC(アーノック)総会で、アイスランド国立オリンピック・スポーツ協会のリネイ事務総長が事前キャンプ誘致ブースに立ち寄られたことがきっかけとなり、本日の覚書締結に至りました。

本年3月には、事務総長を含む3名の方が多摩市へ視察に来られ、宿泊施設・練習施設の環境、選手村・大会会場へのアクセスの良さを高く評価していただけたことが、このたびの基本合意に至った大きな要因ではないかと考えています。

選手団を迎えるにあたっては、高いレベルの練習に専念できるよう、国士舘の皆様とともに、全力で支援に取り組んでまいります。

アイスランド共和国は、世界男女平等ランキング2018で10年連続の第1位、環境パフォーマンス指数では世界第11位です。当市が目標に掲げている「男女平等参画社会」や「地球と人にやさしい持続可能なまちづくり」を実現していくという面では、その取組みを見習い、目指すべきであると思っています。

今後はスポーツ交流のみならず、駐日アイスランド大使館を通じて、さまざまな分野で交流が図られていくことを切に希望します。また、アイスランドオリンピック出場候補選手が、各種予選会を勝ち上がり、一人でも多くの選手を多摩市へお迎えできますことをお祈りします。

覚書署名時の様子

写真:覚書署名時の様子1
署名前
写真:覚書署名時の様子2
署名中
写真:覚書署名時の様子3
署名後の握手
写真:覚書署名時の様子4
署名後の乾杯

市内施設における懸垂幕の掲出

写真:懸垂幕1
多摩市役所
写真:懸垂幕2
ヴィータ・コミューネ 東側(川崎街道側)

アイスランド共和国について

位置

地図:アイスランド共和国

概要

1.面積

10.3万平方キロメートル(北海道よりやや大きい)

2.人口

34万8,580人(2017年12月 アイスランド統計局)

3.首都

レイキャビク(人口は約12万6000人 2018年 出典:レイキャビク市公式ホームページ)

4.言語

アイスランド語

5.宗教

人口の約8割が福音ルーテル派(国教)

6.主要産業

観光業,水産業,水産加工業,金属(アルミニウム精練)
※水産業及び水産加工業が盛んで,水産物輸出が経済において大きな比重を占める。また,再生可能エネルギー(地熱及び水力による電力)を用いたアルミ精錬やフェロシリコン(鉄鋼原料)生産も盛んである。また,近年では観光業が好調。

7.通貨

アイスランドクローナ

8.歴史

アイスランド共和国の歴史

年月

略史

870年~930年頃

ヴァイキング、アイスランド植民

930年 アルシンギ(立法・司法機関)設立
1262年 ノルウェーの統治下に入る
1397年 デンマーク王の統治下に入る
1918年 独立(デンマークとの同君連合)
1940年 デンマークがナチス・ドイツに占領される状況の下、英軍に占領される
1944年 アイスランド共和国成立
1949年 NATO加盟
1994年 欧州経済領域(EEA)協定発効

9.気温

レイキャビクの平均気温
 

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

最高気温

1.9度

2.8度

3.2度

5.7度

9.4度

11.7度

13.3度

13.0度

10.1度

6.8度

3.4度

2.2度

最低気温

-3.0度

-2.1度

-2.0度

0.4度

3.6度

6.7度

8.3度

7.9度

5.0度

2.2度

-1.3度

-2.8度

(出典:世界気象機構)

10.外交基本方針

  1. 北欧諸国との協調継続と経済重視外交
    北欧諸国間の協調外交を柱としつつ,産業・金融政策の自主裁量権を確保すべくEU及び通貨ユーロには非加盟。同時にEEA(欧州経済領域)及びシェンゲン協定に加盟することで欧州経済圏との一体性を確保。
    また2017年,経済発展のめざましいアジア等の非欧州地域との経済関係強化を重視する外交政策を打ち出した。
  2. 得意分野を通じた国際貢献
    男女平等政策及び地熱エネルギー利用や漁業振興による開発協力において,国際機関とも連携しつつ積極的な国際貢献を実施。地熱エネルギー利用技術研修プログラム(UNU-GTP),国連大学水産技術研究プログラム(UNU-FTP)に加え,土壌回復(UNU-LRT)およびジェンダー(UNU-GEST)に関するプロジェクト等が行われている。
  3. 北極問題への取組
    官民挙げての包括的な取組に尽力している。特に気候変動及び北極海航路や海洋資源問題等に大きな関心を示している。2013年から毎年10月首都レイキャビクにおいて「北極サークル」と称する世界最大規模の北極関係国際会議を開催している。

(出典:外務省ホームページ 2018年7月3日時点)

各種ホームページリンク

このページに関するお問い合わせ

文化・生涯学習推進課 文化・生涯学習推進担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6882 ファクシミリ番号:042-371-3711
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