既存文献・資料調査 底生生物【多摩市動植物調査】

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ページ番号1004397  更新日 2023年3月9日

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これまで多摩市で行われた調査の資料(文献)をまとめ、多摩市に生息する底生動物の種類を調べました。
多摩市内で現在までに確認されている種は18目63科133種でした。
確認された種の中で、75目8科12種の底生動物が、天然記念物や絶滅のおそれのある種「注目種される種」として選定されました。

文献による底生生物分類群別、目別確認種数

底生生物分類群別、目別確認種数一覧表

分類群

目名

科数

種数

昆虫 カゲロウ 5 12
昆虫 トンボ 8 28
昆虫 カワゲラ 1 1
昆虫 カメムシ 4 7
昆虫 アミメカゲロウ 3 4
昆虫 コウチュウ 5 8
昆虫 ハエ 12 39
昆虫 トビケラ 6 8
扁形動物 ウズムシ 1 1
環形動物 ナガミミズ 2 2
環形動物 ウオビル 1 5
環形動物 咽蛭 1 1
軟体動物 ニナ 1 1
軟体動物 モノアラガイ 4 6
軟体動物 イシガイ 1 1
軟体動物 ハマグリ 2 2
節足動物 ワラジムシ 1 1
節足動物 エビ 5 6
  18目 63科 133種

注目される種の選定基準

天然

  • 選定根拠 国指定天然記念物

保存

  • 選定根拠 「絶滅の恐れのある野生動植物の種の保存に関する法律(1992,法律第75)」の指定種

レッド

  • 選定根拠 「改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物」(環境省)

凡例

  • EX
    選定根拠 絶滅:すでに絶滅したと考えられる種
  • IA類
    選定根拠 絶滅危惧IA類:ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い種
  • IB類
    選定根拠 絶滅危惧IB類:IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種
  • II類
    選定根拠 絶滅危惧II類:絶滅の危険が増大している種
  • NT
    選定根拠 準絶滅危惧:現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
  • DD
    選定根拠 情報不足:評価するだけの情報が不足している種

東京都

  • 選定根拠 東京都の保護上重要な野生生物種 1998年版(東京都 1998)

凡例

  • A
    選定根拠 絶滅の危機に瀕している種
  • B
    選定根拠 絶滅の危機が増大している種
  • C
    選定根拠 生息環境の変化によりAランクやBランクへの移行が危惧される種
  • D
    選定根拠 野生で絶滅と判断される種
  • Ep
    選定根拠 生息域が限定されていたり孤立しており、地域レベルで考慮すると絶滅の危機が増大している種
  • UK
    選定根拠 評価に足る情報が得られなった種

文献による注目される種リスト(底生生物)

種リスト
No. 目名 科名 種名 学名 選定
基準
天然
選定
基準
保存
選定
基準
レッド
選定
基準
東京都
1 モノアラガイ モノアラガイ モノアラガイ Radix auricularia japonica NT
2 イシガイ イシガイ カラスガイ Cristaria plicata plicata NT
3 トンボ アオイトトンボ アオイトトンボ Lestes sponsa C
4 トンボ サナエトンボ ミヤマサナエ Anisogomphus maacki B
5 トンボ サナエトンボ ヤマサナエ Asiagomphus melaenops C
6 トンボ サナエトンボ ホンサナエ Gomphus postocularis A
7 トンボ サナエトンボ オナガサナエ Onychogomphus viridicosta B
8 トンボ サナエトンボ コオニヤンマ Sieboldius albardae C
9 トンボ ヤンマ コシボソヤンマ Boyeria maclachlani B
10 トンボ トンボ マイコアカネ Sympetrum kunckeli C
11 ワラジムシ ミズムシ ミズムシ Asellus hilgendorfi hilgendorfi
12 コウチュウ ホタル ゲンジボタル Luciola cruciata B
5目 8科 12種 2種 9種

表 文献による底生生物リスト

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