アイスランド外務省名誉勲章を受章

阿部市長が日本人2人目の「アイスランド外務省名誉勲章」を受章

アイスランドと日本の友好関係に尽力した功績が称えられ、阿部市長が「アイスランド外務省名誉勲章」を受章しました。2025年12月12日に市役所にて伝達式が行われ、フレイン・パウルソン駐日アイスランド大使より、阿部市長へ勲章と記念品のアイスランド絵本が贈られました。

「アイスランド外務省名誉勲章」は、2024年7月1日に大統領令により制定されたもので、アイスランドの国家勲章・記章のうちの一つです。
この勲章は、アイスランド外務省の所掌分野において重要な業務を遂行したアイスランド人および外国人に授与されるもので、2024年に当時の駐アイスランド日本国大使への授与に続き、日本人として2人目の受章となります。
 

フレイン大使は、「アイスランド外務大臣を代表し、阿部市長に対し、アイスランドの国家名誉勲章の一つであるアイスランド外務省名誉勲章を授章します。これは、多摩市とアイスランドの関係強化に尽力された友情と貢献を称えるものです」と授賞理由を話されました。

多摩市とアイスランドの交流は、東京2020オリンピック・パラリンピックでアイスランド選手団のキャンプ地（ホストタウン）となったことを機に始まり、2021年には駐日アイスランド大使館と友好協力関係に関する覚書を締結、2022年にはグズニ・トルラシウス・ヨハネソン大統領が多摩市を訪問、2025年5月には首都レイキャビクのヘイダ・ビョルグ・ヒルミスドッティル市長が来訪して友好関係構築に関する覚書を結びました。

 

毎年6月の「アイスランドウィーク」期間を中心に、駐日アイスランド大使の学校訪問やアイスランド給食、アイスランド出身者や関係者を招いた講演会やワークショップ、市内の飲食店でアイスランド風メニューを提供するアイスランドまちバルなど、アイスランドに関するイベントを継続的に開催して交流を深めてきました。

駐日アイスランド大使館より、これまでの友好関係への感謝の意を表して、アイスランドで1975年に起きた歴史的な女性ストライキ「女性の休日」を描いたアイスランド絵本（日本語版）『本当にやる！できる！必ずやる！アイスランドの「女性の休日」』（ゆぎ書房）が、多摩市内すべての公立小学校へ贈られました。

関連情報

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