認知症高齢者の位置情報サービス

　電話問い合わせやインターネット探索により、小型発信機をお持ちの高齢者が、今どこにいるのかを確認できます。
　また別途費用がかかりますが、現場急行サービスも利用できます。

内容

　持ち歩き用の小型端末機を貸与します。
　いつも持ち歩く鞄に入れるなどの方法で携帯していただき、行方が分からなくなった時に、電話でオペレーションセンターに問い合わせたり、パソコンやスマートフォンで専用ホームページから探索することで、端末機をお持ちの方の現在地が分かります。
　ご家族が迎えに行けない時などは、別途費用がかかりますが、現場急行サービスもあります。
　また法律上の損害賠償責任が発生した場合に、市加入の保険の範囲内で補償されます。

　※利用決定後に、事業者と直接契約を交わす必要があります。
　契約後に端末機（84mm×43mm×16mm、重さ67g）が届きます。

対象者

多摩市に住民票があり、多摩市内で在宅生活をしている（施設入所を除く）おおむね65歳以上の徘徊行動が見られる認知症高齢者。

※事前に地域包括支援センターの職員が訪問し、必要性について調査確認します。

個人賠償保険について

　位置情報サービスの利用決定を受けた対象者が日常生活を営む上で生じた事故で、他人の生命または身体を害したり、他人の物品を壊したりした場合に法律上負担する損害賠償責任を対象とし、市が保険会社と契約する損害賠償保険の限度額内で補償します。
　ただし、位置情報サービスの利用を辞退、もしくは届出の有無にかかわらず、施設入所等によりその資格がなくなった時は、保険加入も終了となります。

　保険対象となりうる偶然な事故・事由が発生した時は、氏名や事故状況等を保険会社に通知するため、速やかに高齢支援課 地域ケア推進係に連絡してください。

費用（税込）

　月額550円

　現場急行料金：1回1時間以内　11,000円

　交換用バッテリー料金：2,310円

　本体破損・紛失料金：11,000円

申請・相談窓口

お住いの地域を担当する地域包括支援センター（以下のリンクをご参照ください）

• 地域包括支援センター(高齢者の皆さんの総合相談窓口)

関連情報

• 多摩市高齢者行方不明情報メール
  高齢者が行方不明となった時に、ご本人の特徴などをメール等で配信します
• 多摩市高齢者見守りキーホルダーの貸与
  登録ナンバーと地域包括支援センターの電話番号を記載したキーホルダーを貸与します。
  登録ナンバーを伝えていただくことにより、ご住所や緊急連絡先がわかります。
• 介護保険以外の一般福祉サービス