高次脳機能障害を知っていますか?
高次脳機能障害とは、病気や交通事故など、さまざまな原因によって脳に損傷をきたしたために、言語能力や記憶能力、思考能力、空間認知能力などの認知機能や精神機能に生じた障害をいいます。
周囲の状況にあった適切な行動が選べなくなり、生活に支障をきたすようになります。また、外見上では分かりにくいため、周囲の理解が得られにくいと言われています。
高次脳機能障害の主な症状(例)
記憶障害
- 新しいことが覚えられない。
- 少し前の出来事や約束を思い出せない。
注意障害
- 気が散りやすい。
- 単純な作業でもミスが多い。
- 同時に複数のことに気配りが出来ない。
遂行機能障害
- 物事の優先順位がつけられない。
- 物事の要点がわからない。
- 行動に要する時間等の見当がつけられない。
- 間違えた時の修正や急な計画の変更に対応ができない。
- 指示がないと次にするべき行動がわからない。
行動と感情の障害
- 感情や欲求のコントロールが出来ない。
- 依存的・退行的な言動がある。
- 些細なことで怒りやすい。
- 物事にこだわりやすい。
- 自発的な行動がしにくい。
半側空間無視
- 片側の空間(多くは左側)にある物や人、文章を見落とす。
失語症
- 話が理解できない。
- 話す、読む、書くことに困難がある。
相談窓口
多摩市では高次脳機能障害のある方やその家族の方から、下記機関にて、障害サービスなどさまざまな相談等を受け付けております(連絡先について詳しくは下部リンク参照)。
- 多摩市障がい者福祉センター あんど(多摩市社会福祉協議会)
- 多摩市障がい者支援センター のーま(多摩市障害者福祉協会)
- 多摩市健康福祉部障害福祉課相談支援担当
関連情報
このページに関するお問い合わせ
障害福祉課 相談支援担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6847 ファクシミリ番号:042-371-1200
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