クビアカツヤカミキリについて
クビアカツヤカミキリは、特定外来生物に指定された昆虫で、人体に害はありませんが、幼虫はサクラや、ウメ、モモなどの樹木に寄生し樹木を衰弱させてしまいます。
クビアカツヤカミキリの成虫や、フラス(木屑)が発生し幼虫が寄生していると思われる樹木を発見した場合は、環境政策課にご連絡ください。成虫を捕獲した場合は、逃がさず処分してください。特定外来生物に指定されているため、飼育や販売、運搬などが禁止されています。
クビアカツヤカミキリの特徴
- 体長:25mmから40mm
- 発生期:6月から8月頃
- 全体は青みを帯びた黒色で、つやつやした光沢がある
- 前胸部(首のように見える部分)が赤い
- 触角はオスの方が長い
- つかむと強い匂いを放つ
どのような被害があるの?
クビアカツヤカミキリは、サクラなどの樹皮の割れ目に産卵します。卵からかえった幼虫は樹皮に穴をあけて、およそ2年間、主に樹皮直下の部分を食べ、時には枯れさせてしまいます。
こんなサインに注意してください
クビアカツヤカミキリの幼虫は、成虫になるまでの2年間、サクラなどの樹木の中に潜み、木の中身を食べて枯らしてしまいます。その際、幼虫はフラスという木屑とフンが混ざったものを排出します。
サクラやウメ、モモなどの樹木の根本や幹にフラスが出ていると、木の内部にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。
成虫は6月から8月頃に出現し、フラスは幼虫の活動時期である5月から10月頃活発に排出されます。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
環境政策課 環境政策担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6831 ファクシミリ番号:042-338-6857
電話番号のかけ間違いにご注意ください
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。