クビアカツヤカミキリについて

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ページ番号1002373  更新日 2023年3月9日

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クビアカツヤカミキリは、特定外来生物に指定された昆虫で、人体に害はありませんが、幼虫はサクラや、ウメ、モモなどの樹木に寄生し樹木を衰弱させてしまいます。

クビアカツヤカミキリの成虫や、フラス(木屑)が発生し幼虫が寄生していると思われる樹木を発見した場合は、環境政策課にご連絡ください。成虫を捕獲した場合は、逃がさず処分してください。特定外来生物に指定されているため、飼育や販売、運搬などが禁止されています。

クビアカツヤカミキリの特徴

  • 体長:25mmから40mm
  • 発生期:6月から8月頃
  • 全体は青みを帯びた黒色で、つやつやした光沢がある
  • 前胸部(首のように見える部分)が赤い
  • 触角はオスの方が長い
  • つかむと強い匂いを放つ
写真:クビアカツヤカミキリの成虫
クビアカツヤカミキリの成虫(画像提供:東京都環境局)

どのような被害があるの?

クビアカツヤカミキリは、サクラなどの樹皮の割れ目に産卵します。卵からかえった幼虫は樹皮に穴をあけて、およそ2年間、主に樹皮直下の部分を食べ、時には枯れさせてしまいます。

こんなサインに注意してください

クビアカツヤカミキリの幼虫は、成虫になるまでの2年間、サクラなどの樹木の中に潜み、木の中身を食べて枯らしてしまいます。その際、幼虫はフラスという木屑とフンが混ざったものを排出します。
サクラやウメ、モモなどの樹木の根本や幹にフラスが出ていると、木の内部にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。
成虫は6月から8月頃に出現し、フラスは幼虫の活動時期である5月から10月頃活発に排出されます。

写真:樹皮表面のフラス
樹皮表面のフラス(画像提供:東京都環境局)
写真:根元に発生したフラス
根元に発生したフラス(画像提供:東京都環境局)
写真:根元に堆積したフラス
根元に堆積したフラス(画像提供:東京都環境局)

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