多摩市地域福祉計画

ページ番号1004836　更新日 2023年4月28日

多摩市地域福祉計画を策定しました

地域福祉計画は、社会福祉法第107条の規定により、地域福祉推進の方策として策定を求められている行政計画です。
そこで、多摩市では、令和5年度から令和10年度の6年間を計画期間とする「多摩市地域福祉計画」を策定しました。

策定に当たっては、市民や有識者等による「多摩市地域福祉計画推進市民委員会」などでの議論を踏まえ、最終的な内容を確定しました。
また、地域福祉の車の両輪といわれる「多摩市地域福祉活動計画」の策定にあたっては、合同委員会を開催するなど、連携して策定を進めてきました。
今後の計画推進にあたっても、引き続き両計画が連携して取り組みます。

策定に際して

近年、8050問題やひきこもりなど、複合化・複雑化する課題への対応が求められています。また、長引くコロナ禍の影響により、人々のつながりは希薄化し、地域で支え合う機能の低下が一層懸念されています。本計画策定のために実施した市民アンケートでは、外出や地域・趣味の活動への参加機会が減少したと感じる方が約8割にのぼること、不安や悩み、地域の問題や課題を相談できる相手がいない方が約2割にのぼること、地域で活動する団体の7割以上がメンバーの高齢化を課題と考えていることなどが明らかになりました。
こうした多摩市の現状を踏まえ、年齢、性別、国籍、障害の有無等に関わらず、誰もが繋がり、認め合い、支え合いながら、みんなが笑顔でいきいきと暮らし続けられるまちの実現に向け、今後6年間の多摩市の地域福祉が目指す方向性と取組を定めたのが本計画です。