自分たちの住むまちで活躍されている方をご紹介します!
健幸まちづくりは、「健幸都市・多摩」の実現に向けて、行政だけでなく、市民、市民団体、事業者、大学等がともに進める、まちぐるみのチャレンジです。
そろそろ自分のことだけじゃなくて、地域のためにも何かしてみたい、そう思ったときに何から始めたらいいのかとわからない、そんなことはありませんか?
どんなきっかけで活動を始めたのか、これまでに発行してきた40歳向け健幸啓発情報誌「for40」でインタビューさせていただいた先輩たちの体験談をご紹介します。
瀧口 寿彦(たきぐち としひこ)氏 TAMA-BASE代表 映像作家
地域での活動をスタートしたきっかけは?
都心に住んで映像の仕事をしていて、地元で子育てをしようと40歳で多摩市に帰ってきたけど、最初はまちに興味なんてなかった。地元で活動するきっかけは、パルテノン多摩のプロデュースをしてくれって言われたこと。もっと市民が参加できるイベントをやりたくて、マルシェや映画上映会をやったり、冊子を作ったり、やれることはなんでもやった。そしたら今度は50周年記念事業を一緒にやらないかって誘われて、実行委員会(TAMA-BASE)を立ち上げました。
多摩には古いまちみたいな文化がないから、住んでる人も戻ってきた時の自分と同じで、まちに興味がないのかも。でもそれって白いキャンバスと同じで、何色にでも塗れる。決まった色がないからこそ、他の人の色を否定せずに受け入れてくれる。だから塗りたい人が塗ればいいし、自分で色を塗る人を増やしていきたいと思いますね。
活動を始めたい人が一歩踏み出すには?
本当はみんな、「もっとこんなまちだったらいいのに」っていうのを持っているんだよね。「じゃあやろうよ」って。地域の活動って自分が参加した方が絶対に楽しいから。何から始めていいかわからなければ、僕に連絡をくれれば一緒にやりたいです。今、40代コミュニティーを作りたいと思ってて。40代のみんなでこの街を描きたいですね。(※令和3年に伺ったお話です)
荒井 永理(あらい えり)氏 デイサービス聖ヶ丘施設長 子ども食堂「ほくの家」代表
地域での活動をスタートしたきっかけは?
息子を虐待から守るために逃げたことがあるんです。その時地域の沢山の人に支えてもらって、先輩たちの力を借りてなんとか乗り越えることができた。その時の恩を地域に返したい、という気持ちで頑張れているんだと思います。子どもの人権をみんなで守ってあげられるようなより良い社会にできたらなって。
介護保険施設のデイサービスは形が決まっていますけど、子ども食堂や寄付食材を配るフードパントリーは、社会事情によって変わっていくのでもっと自由。ニュータウン地区と既存地区、高齢者と子どもと障がい者、といった分野に関係なく人と人、地域をつないで「地縁」を育てていきたいですね。
活動をしていて楽しいこと、嬉しいことは?
子ども達がお礼の手紙をくれるのがすごく嬉しいです。私がケガをしてしまった時にお子さんが、早く治るように粘土でお守りを作ってくれたのもすごく嬉しくて。ちゃんと飾ってあります。「実は私も支えられている!」という発見が嬉しかったです。
今はコロナ禍で人が集まることや食のイベントは難しいけど、落ち着いたら多摩市の農家・生産者さんと地域の子ども達が交流できるイベントをしたいですね。地域で活動して縁をつないでいくと、思いもよらない広がりができる。知らないことが勉強できて、それが何より楽しいです。もう趣味みたいなものですね。(※令和3年に伺ったお話です)
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