大人の予防接種について
大人の予防接種のうち、定期予防接種B類(大人の定期予防接種)は、主にご自身の予防のために行うものであることから、定期予防接種の対象者は、ワクチンの効果と副反応をご理解のうえ、ご自身の意思と責任で接種を希望する場合に接種を行うものとされています。(定期予防接種A類(主に子どもの定期予防接種)と異なり、積極的な接種勧奨は行っておりません)
定期予防接種B類(予防接種の種類、対象年齢等)に該当する場合は、接種費用の一部を公費負担することで比較的安価(自己負担あり)で接種が受けられます。
また、定期予防接種のほかに「任意接種」として、個人が感染症にかかったり重症になるのを防ぐために受けるものや、定期接種を接種対象年齢以外で受ける等の予防接種があります。なお、任意接種は全額自己負担(例外あり)となります。
定期・任意)高齢者肺炎球菌
なお、接種費用 1500円は、令和7年3月末まで。(都助成事業の終了により、令和7年4月以降は、接種費用 4000円(一部助成後の額)となる見込みです)
定期接種の対象(接種費用 1500円)
● 65歳の方(65歳誕生日の前日から66歳誕生日の前日まで)
65歳お誕生月の月末に、ご案内通知「高齢者肺炎球菌のお知らせ」をお送りします。
● 60歳から64歳の方で、心臓・じん臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に重い障がいがあり、身体障害者手帳1級をお持ちの方
任意接種の対象(接種費用 1500円)
● 66歳以上の方(令和6年度に限り実施)
対象となる方で接種を希望する方は、令和7年3月31日までに接種してください。(健康センターへ申込必要)
詳しくは「高齢者肺炎球菌について」をご参照ください
定期接種)高齢者インフルエンザ・新型コロナワクチン
実施期間
- 高齢者インフルエンザ 令和6年10月7日 ~ 令和7年1月31日
- 新型コロナワクチン 令和6年10月7日 ~ 令和7年3月31日
高齢者インフルエンザ・新型コロナワクチン「共通事項」
【対象】多摩市に住民登録があり、次のいずれかに該当する方
- 65歳以上の方
- 60から64歳で重症化リスクが高い方(心臓・じん臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に重い障害があり、身体障害者手帳1級の認定を受けている方)
接種費用 各 2,500円
※ 生活保護及び中国残留邦人等支援給付を受給している方は無料(受給証明書の提出が必要)
※ 新型コロナは、東京都の補正予算が可決した場合。(否決された場合は、3,500円)
定期・任意)風しんの抗体検査と予防接種
定期)第5期 風しんの追加的対策(風しんの抗体検査・定期予防接種)(無料)
【対象】多摩市に住民登録があり、昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日生まれの男性のうち、次の2項目のどちらかに該当する方
1. 抗体検査を未受診の方
2. 抗体検査の結果で十分な抗体量がないことが判明しているが、予防接種を未接種の方
※ 対象の方へ、令和4年4月にクーポン券をお送りしています。
※ 本定期接種は、令和7年3月で終了となる見込みです。
詳しくは、次のリンクをご参照ください。
任意)先天性風しん症候群(風しんの抗体検査・任意予防接種)(無料)
【対象】多摩市に住民登録があり、19歳以上で次の3項目のいずれかに該当する方
1. 妊娠を予定または希望する女性
2. 1.の同居者
3. 妊婦の同居者
※ 風しんの予防接種(風しん混合のワクチンを含む)を2回以上接種したことが確認できる方は対象外。
※ 上記「第5期 風しんの追加的対策」の対象となる方は、第5期風しんの追加的対策にて接種してください。
詳しくは、次のリンクをご参照ください。
定期)HPVキャッチアップ接種(子宮頸がん予防)
HPVキャッチアップ接種(無料)
【対象】多摩市に住民登録があり、次の 1. 2. に該当する方
1. 平成9年4月2日生まれから 高校2年生相当の女性
2. HPVワクチン3回接種を終えていない方
詳しくは、次のリンクより「6.キャッチアップ接種の実施について」をご参照ください。
任意)帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチン任意接種助成事業(一部助成あり)
【対象】多摩市に住民登録がある50歳以上の方
なお、助成は1回限りです。帯状疱疹ワクチンの助成をすでに受けている方は対象外です。
(不活化ワクチンは2回接種が必要なため、2接種分まで助成対象です)
詳しくは、次のリンクをご参照ください。
定期予防接種のみ)多摩市外で予防接種を希望する方へ
定期予防接種について、やむを得ない事情により、多摩市以外で接種を予定している場合、事前に手続きいただくことで、接種にかかる費用の一部について払い戻し(償還払い)を受けられる場合があります。
詳しくは、次のリンクをご参照ください。
任意予防接種について
市が実施している定期予防接種の他に、必要な場合に接種することができる予防接種(任意接種)があります。
接種については、かかりつけ医と相談して接種をご検討ください。なお、接種費用は全額自己負担(上記任意接種は一部助成あり)となります。
予防接種健康被害への救済について
予防接種では健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあり、健康被害は、極めて稀ですが、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。救済制度については、定期接種と任意接種で手続きが異なります。
定期接種による健康被害の救済
定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療や生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。(国の審査会にて、予防接種による健康被害と認定された場合に、補償を受けることができます)
申請に必要な手続きなどについては、多摩市立健康センターへご相談ください。
任意接種による健康被害の救済
任意接種については、予防接種法に基づく予防接種ではないため、万一、被接種者に健康被害が生じたときは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済の対象となる場合があります。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
健康推進課(健康センター)予防担当
〒206-0011 東京都多摩市関戸四丁目19番5号
電話番号:042-376-9111 ファクシミリ番号:042-371-1235
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