事業者による合理的配慮の提供促進に係る助成制度について

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ページ番号1003024  更新日 2024年3月26日

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助成制度について

多摩市では、令和2年7月に「多摩市障がい者への差別をなくし共に安心して暮らすことのできるまちづくり条例」を施行しました。この条例で目指す、障がいのある人もない人も共に安心して暮らすことのできる環境整備を図るため、令和4年6月28日から、事業者による合理的配慮の提供を促進するための助成制度を始めます。店舗のバリアフリー化や、障がいのある方とのコミュニケーションツール作成などにぜひご活用ください。

イラスト:合理的配慮の提供例1 段差だと通れないのでスロープを設置する。

イラスト:合理的配慮の提供例2 メニューが文字だけだとわからないため、絵や写真を使う。


合理的配慮の提供例

1 助成対象者

市内事業者(不特定多数の者が利用する200平方メートル以内の物販店舗、飲食店、サービス店舗等)

※助成制度の申請にあたっては、障害福祉課へ事前相談をしていただく必要があります。

2 助成メニュー

助成額・助成対象経費
対象経費 対象経費の内容 助成率 助成限度額
工事施工費 多摩市内にある施設または設備を対象とした段差の解消、手すり設置、トイレの改修等の工事の施工に係る経費 5分の4 300,000円
物品購入費 段差解消スロープ等の物品の購入に係る経費 5分の4 100,000円
コミュニケーションツール作成費 コミュニケーションボード、筆談ボード等のコミュニケーションツールの購入または作成に係る経費 全額助成 30,000円

3 助成制度利用の流れ

(1)相談、申請

障害福祉課の窓口で説明を受けるか、市が実施する説明会等への参加(説明動画の視聴も可)をお願いします。その後、市へ申請書類一式をご提出ください。

  • 助成金交付申請書(第1号様式)
  • 仕様書
  • カタログ等の写し
  • 見積書

(2)作成、購入、施工

事業者が必要なコミュニケーションツールの作成や物品の購入、工事を実施します。

※申請後に変更が生じた場合には、事業計画承認申請・助成金変更交付申請書(第4号様式)をご提出ください。

(3)完了報告

事業が完了したら、市へ実績報告書類一式をご提出ください。

  • 助成金実績報告書(第7号様式)
  • 領収書の写し
  • 写真

(4)助成金の請求、交付

事業者は市に助成金の請求をして、交付を受けます。交付確定通知の受領後、市へ助成金交付請求書(第9号様式)をご提出ください。

イラスト:まず最初に市に相談をしてもらい、申請をします。その後、物品の購入や工事を行います。作業が完了しましたら、実績報告書を市に提出します。実績報告書を確認後、助成金額を確定し、交付となります。

4 提出書類(各種様式)

市内事業者について

工事施工、物品購入につきましては、市内事業者の利用を推奨しております。

別添ファイル「市内事業者一覧」にて、多摩市建設協力会の事業所一覧や東京土建一般労働組合多摩・稲城支部の事務局担当者の連絡先を掲載しておりますのでご活用ください。

助成制度実績について

令和4年度6月末から開始し、令和5年3月時点における助成件数は11件、助成制度実施店舗は8店舗です。

助成制度実施店舗

店舗名 住所 助成対象
相原酒店 一ノ宮3-3-7 スロープ及び手すり設置工事
カフェ・ド・スール 唐木田1-7-1 スロープ設置工事

明倫堂鍼灸院

桜ケ丘1-1 電動昇降台購入
理容室CLOVER 諏訪1-48-16シェイプスワA102 手すり設置工事・コミュニケーションボード購入
タカ治療院 関戸1-12-6モーリン聖蹟2 1階 スロープ及び手すり設置工事・L字カウンター購入
ヘアーショップ髪道楽 永山4-2-2-101 スロープ及び手すり設置工事
カフェテラス シナモン 東寺方1-2-12 手すり設置工事・点字メニュー作成
串焼き 武ん家 永山5-21-5-3 手すり設置工事

 

その他

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このページに関するお問い合わせ

障害福祉課 相談支援担当
〒206-8666 東京都多摩市関戸六丁目12番地1
電話番号:042-338-6847 ファクシミリ番号:042-371-1200
電話番号のかけ間違いにご注意ください
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。