環境保護とごみ減量
大量生産・大量消費・大量廃棄社会から「持続可能な循環型」社会へ
戦後経済の高度成長は私たちに豊かな社会を与えましたが、この結果、「大量生産・大量消費・大量廃棄」社会を形成してきました。
しかしながらこのことが、今日の地球規模の環境問題となっています。私たちの大切な地球を子や孫の代まで守っていくことが迫られています。これからは「持続可能な循環型」社会を人間の英知と努力によって構築していかなくてはなりません。
「めんどうくさい」から「もったいない」へ
地球規模の環境問題は、日々私たちの足元から起きている問題です。日々の生活で「めんどうくさい」という言葉が横行し、便宜性のみを追求した生活様式を変えていくことが迫られており、日本ではすっかりすたれてしまった「もったいない」という言葉が今世界から注目されています。
「もったいない」とは、京都議定書発効記念行事に来日したケニア環境副大臣ワンガリ・マータイ氏(ノーベル平和賞受賞者)が、新聞社との対談の際に、日本には資源を有効に活用する言葉として「もったいない」という言葉があることを紹介され、その言葉に感銘を受けたマータイ氏は、「もったいない」はすばらしい価値観で、世界に広めたいと発言しました。
多摩市もこれらの考えに同調し、ごみ減量の標語としています。
4つの「R(アール)」で進めるごみ減量
多摩市では平成13年度に循環型社会を構築するために市民・事業者・市の役割を定めた「多摩市ごみ減量行動計画(エコロ君のアクションプラン)」を策定しました。この中で、ごみの減量を進めるために「4R」運動を推進しています。
Refuse(リフューズ)=ごみになるものは断わる
不要なレジ袋や過剰包装はきっぱり断わるといった、「入口」でごみを遮断することが減量の第一歩です。
Reduce(リデュース)=ごみを減らす
食べ残しをしないとか生ごみの水切りを徹底する、耐久性の長い商品を購入する等、先人から伝わる生活の知恵が実はごみ減量の「極意」であったりします。
Reuse(リユース)=繰り返し使用する
クリーニング店にハンガーを返却する、フリーマーケットに参加する等、「もったいない」という資源を有効に活用する言葉が生きてきます。
Recycle(リサイクル)=再生して利用する
新聞や雑誌はもちろん資源回収へ。また、再生品を買ったり、使ったりすることで4Rの「輪」が完結します。
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資源循環推進課 4R推進担当
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