多摩市廃棄物減量等推進員 令和2年度活動内容

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ページ番号1002171  更新日 2023年3月16日

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(1)清掃施設見学会

令和2年9月18日(金曜日)に清掃施設見学会(多摩清掃工場・二ツ塚処分場)を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年よりも参加人数を縮小し、37名の推進員さんに参加いただきました。

多摩市から排出されたごみがどのように処理されているかをはじめ、処理施設の現状を見学し理解を深めていただきました。今後の地域での普及啓発活動に役立ててもらえる良い機会になりました。

写真:二ツ塚処分場外観
二ツ塚処分場
写真:研修室での講義の様子
二ツ塚処分場の研修室での講義

(2)認知症サポーター養成講座

令和2年11月20日(金曜日)に認知症サポーター養成講座~認知症を学び、地域で支えよう~を開催し、22名の推進員さんに参加いただきました。講師には多摩市地域包括支援センターの職員をお招きし、ゴミ出しが困難な高齢者(認知症)に出会った際などの対応について学びました。高齢化が進む中、認知症について正しく理解し、「できる範囲での手助けができる人」になりましょう。

写真:養成講座の様子
認知症サポーター養成講座の様子

(3)南極シェフから教わる 食品ロス削減のための講演会

令和3年2月17日(水曜日)食品ロス削減に向けた講演会を開催しました。講師には第57次南極地域観測隊に参加され、南極シェフとして活躍された渡貫淳子さんをお招きしました。

南極は環境保護のため、廃棄物に関する規定が厳しく、ごみは自国に持ち帰らなければなりません。水の制限がある生活の中で、排水として液体ごみを流せば処理に大量の水が必要になるため、渡貫さんは液体ごみも出さない食事作りを心掛けたそうです。
また、南極での非日常の中、曜日の感覚を失わない様に、毎週金曜日をカレーの日と決めて、余っている食材を無駄なくおいしくリメイクするお話もありました。カレーはほとんどの残った食材を受け入れ美味しく変身させるとのことです。食材の中で、福神漬けの汁はカレーに一番良くマッチしたという面白いエピソードもお聞かせくださいました。

コンビニエンスストアでよく見かける「悪魔のおにぎり」は、隊員用に作る夜食の際に、お昼の天ぷらうどんで余った天かすと天つゆをご飯に混ぜこみ、あおさのりを追加したところ誕生したという秘話もお話してくださいました。

南極生活を通じて渡貫さんだからこそ感じた、環境保護のためのエコアクション

  1. 自分のごみの種類を知る
  2. 買い物の頻度を減らす
  3. リメイク料理を楽しむ

私たちが今日からできる3つの試み、あなたもやってみませんか?

講演会後に皆さんからコメントをいただきました。(抜粋)

  • 大変わかりやすく有意義なお話でした。排水に関してはよくよく考えていきたいと思います。油ものを洗う前にきちんと紙でふき取るようにしたいです。(S.D 女性)
  • たくさんの映像を見せてもらいながら、渡貫さんの思いがとてもよく伝わりました。今コロナで私は手を拭く際、タオルの代わりにペーパータオルを何も考えずに使い捨てていることも、環境に影響するということにハッとしました。また、汁(残り物)を流しに流すことを当たり前と思っていましたが。油物に限らず排水をきれいにするのに大量の水を必要とするなと参考になる話がたくさん聞けた。とても良い講座でした。ありがとうございました。(Y.K 女性)
  • 自分の意識していないところで環境に負荷をかけていることが多々あることに気づかされました。(M.O 女性)
  • 将来、自分で料理することを考えて「カレー」から変化バージョンも楽しみながらやりたいと思った。(H.S 男性)
  • 食品ロスを出さないよう努力してきたつもりですが、話を伺い、今まで以上にやらなければいけないと思いました。ごみ袋のサイズダウンは早速取り組みたいたいです。(H.O 女性)
  • 南極という制限された中での努力は想像を超えたものですが、地球ももう限界にきている中、本気でゴミ削減や食品ロスに取り組まなければいけないと思いました。(K.E 女性)
  • ごみ袋のサイズを20ℓから10ℓに挑戦します。(H.A 男性)
写真:昭和基地の立て看板に手をついて写真におさまる渡貫淳子氏
渡貫淳子氏。昭和基地(南極圏内にある日本の観測基地)前で。
写真:画面を見ながら、講演を聞く人たちの様子
講演会の様子

このページに関するお問い合わせ

資源循環推進課 4R推進担当
〒206-0024 東京都多摩市諏訪六丁目3番地2号 エコプラザ多摩
電話番号:042-338-6836 ファクシミリ番号:042-356-3919
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