【表敬訪問】東京2025デフリンピックで男子十種競技日本代表に決定した多摩市在住の岡部選手が訪問されました!

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ページ番号1018951  更新日 2025年11月14日

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 令和7年11月15日(土曜日)~26日(水曜日)まで開催される東京2025デフリンピックの男子十種競技の日本代表に決定した岡部祐介(おかべ ゆうすけ)選手が、令和7年9月10日に阿部市長への表敬訪問のため、多摩市役所に来庁されました。

 デフリンピックとは、聴覚に障がいのある選手を対象とした国際的な総合スポーツ大会で、「デフ(Deaf)」は英語で「耳がきこえない」という意味です。4年に1度、夏季大会と冬季大会が開催され、今回は、100周年記念の夏季デフリンピックが日本で初めて開催されます。
 岡部選手が出場する十種競技は、2日間(11月17日、18日)で合計10種目を行い、各記録を得点に換算し、合計得点を競う競技です。通常、1日目に100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400mの5種目、2日目に110mハードル、円盤投、棒高跳、やり投、1,500mの5種目が行われます。

岡部選手
色紙を持つ岡部選手

 表敬訪問の冒頭では、多摩市手話サークルのクローバーの方々より、岡部選手へ応援メッセージが書かれた寄せ書きが渡され、大会でメダル獲得を目指す岡部選手に向けてエールが送られました。

 表敬訪問の中で、市長からは、「十種競技へ転向した経緯」を質問されました。岡部選手は、「今回でデフリンピックの出場は3回目で、2回目までは400メートル走の日本代表として頑張っていましたが、2022年のブラジルデフリンピックの時に、代表に選ばれず、落ち込んで引退しようと考えました。しかし、競技への心残りがあり、友人が私の背中を押してくれたことで、もう一回デフリンピックを目指すことになり、自分の限界を超えたいという想いから、陸上競技の中で一番苦しい十種競技を選びました。」とお答えいただきました。

岡部選手の写真
岡部選手と阿部市長

 また、「国士館大学でトレーニングパートナーである右代啓祐さんから学ぶところは大きかったか」という市長からの質問に対して、岡部選手は、「右代さんには、いつも厳しく鍛えられ、多くのことを学んでいます。非常に愛のある鍛え方をしていただいています。右代さんは、十種競技でオリンピックに出場していますが、まだメダルの獲得はないため、私が代わりにメダルを獲得して、右代さんに恩返しをしたいと考えています。」と語っていただきました。

 デフリンピックについて、「今回が日本初開催ですが、今回のデフリンピックをきっかけに聾(ろう)のことや手話に少しでも皆さんが興味を持っていただけたら嬉しい。デフリンピックが終わったあとも今回のような盛り上がりが続けばいいと思います。」とも語っていただきました。

岡部選手、阿部市長
左:岡部選手、右:阿部市長

 多摩市として、多くの多摩市民の方にデフリンピックを知ってもらい、より多くの声援を岡部選手に届けられるよう微力ながら尽力していきたいと思います。

岡部選手の横断幕を掲出します!

横断幕
岡部選手の横断幕

 岡部選手が東京2025デフリンピックの男子十種競技の日本代表に決定したことを広く市民の方に周知するために、以下のスケジュールで掲出を予定しております。ぜひ、ご覧ください!


(1)永山公民館:11月14日(金曜日)~11月26日(水曜日)
(2)聖蹟桜ヶ丘駅:11月14日(金曜日)~11月19日(金曜日)
(3)多摩センター駅:11月27日(木曜日)~12月19日(金曜日)
 

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