多摩市長から市民の皆さんへのメッセージ(令和5年3月24日)

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ページ番号1009707  更新日 2023年3月24日

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市民の皆さん。こんにちは。市長の阿部裕行です。侍ジャパンの優勝には本当に感動しましたね。栗山監督、素晴らしかったです。そしてチームをまとめた最年長のダルビッシュ有選手、チームを奮い立たせた二刀流の大谷翔平選手はじめ全ての選手・関係者の皆さん。本当に感謝です。夢は実現できる。何事も最後まであきらめるな。やればできる。そんな力強いメッセージをいただいたと思っています。桜も喜んでいるのか、あちこちで咲き始めています。
さて、3月20日、多摩市のホームページを一新しました。見やすくなったように思いますが、何かご意見があればお聞かせください。今回は、市役所本庁舎の建て替え、ペットボトルの全量リサイクル、保育園での紙おむつの持ち帰り、電動アシスト付き自転車のご利用案内、せいせき桜まつりなどについてご案内します。

市役所本庁舎の写真


まず、市役所本庁舎の建て替えについてです。この2年間、防災、地方自治制度、DX、働き方、街づくり・建築の専門家で構成する有識者会議で活発に論議いただいてきました。また、市民の皆さんを対象とした庁舎や行政サービスに関するアンケート。2回に渡っての市民フォーラムそしてパブリックコメントなどを実施し、本年2月には、全議員による市議会全員協議会で数多くの質疑もいただいたところです。
これらをもとに、「多摩市役所本庁舎建替基本構想」を決定しました。「たま広報3月5日号」でもご案内しましたが、基本構想を紹介します。一つ目は、現在の本庁舎のある場所で建て替える、二つ目は災害時に、指令拠点としての役割を果たし、市民の皆さんの生命と安全を守る、三つ目はオンラインや駅近施設(聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅各出張所、ベルブ永山)でより多くの申請・証明書発行などのサービス提供を目指す、四つ目は2029年度には建て替えを目指す、この四つが大事なポイントとなっています。

市役所の将来の姿の図


将来の姿をご覧ください。本庁舎は災害時などの司令塔として機能させます。行政サービスですが、基本的に大概の手続きはお持ちのスマートフォンなどにより、本庁舎に行かなくてもご自宅などで完結するようにしていきます。もちろん、ちょっとした相談事などはまずは駅近の施設で。また、この4月から地域担当職員の配置なども少しずつ進めていきます。
なお、これから令和5年度から6年度にかけて新庁舎の基本計画を練っていく中で、市民の皆さんにも逐次、報告しつつ、ご意見を伺う場面を設けさせていただきます。

ペットボトルリサイクルの図


次にペットボトルの全量リサイクルについてです。多摩市では、この4月から、ご家庭から収集したペットボトルをペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」リサイクルを開始します。これまでは、市で収集したペットボトルは、入札を経てリサイクル業者を決定していたため、何に再生するかを市が決められませんでした。しかし、4月からは、サントリーグループとの協定により、全量を同グループに引き渡し、飲料の容器として再生し、流通させます。これにより、石油から新たに製造した原料でペットボトルを生産する場合と比較し、CO2を60%削減することができます。この取り組みを成功させるためには、ペットボトルにごみなどが混ざらないようにすることが必要です。そこで、皆さんにお願いです。飲み終わったペットボトルを資源収集に出すときは、ふたとラベルをはずし、中をすすぎ、軽くつぶしたうえで指定された日にお出しください。地球温暖化を食い止めるため、まずは、できることから始めませんか。

おむつ持ち帰りなくなりますのお知らせチラシ


次に保育園での紙おむつの持ち帰りについてです。この4月から多摩市では市内保育所等を運営する法人に対して使用済み紙おむつの処理費を補助することとしました。これにより、おむつの自宅への持ち帰りをなくし、保護者の皆さんに子育ての時間に充てていただきたいと思っています。これまで、衛生面での疑問や帰宅途中に買い物に寄りづらいなどの声もあがっていました。多摩市ではこれからも「子育てにやさしいまち」を目指していきます。

シェアサイクルの写真


次に3月15日から開始した「多摩市シェアサイクル実証実験」についてです。このたび、OpenStreet株式会社と多摩市で協定を締結し、庁舎、公園、公共施設など市内約30か所の公有地でシェアサイクルステーションを設置し、電動アシスト付き自転車を貸し出すサービスの実証実験を始めました。OS社が提供する「HELLO CYCLING」のステーションであれば、市の内外を問わず、自由に借りることができます。ご利用になりたい方は、お手持ちのスマートフォンで「HELLO CYCLING」のアプリをダウンロードして下さい。利用料金は利用開始30分まで130円。延長する場合は15分ごとに100円または12時間1800円となっています。ヘルメットはご自身でご用意の上ご利用ください。

せいせき桜まつりチラシ

次に「せいせき桜まつり」についてです。第42回せいせき桜まつりは、4月2日(日曜日)午前10時から午後5時まで聖蹟桜ヶ丘で開催されます。実に4年ぶりの開催です。オープニングセレモニーは、駅前のヴィータ・コミューネ前のさくら広場で午前11時30分に行われます。あらいぐまラスカルのグリーティング、ハローキティが一日警察署長として交通安全を呼びかけるパレードも行われます。会場はさくら広場をはじめ駅前の広場、さくら通り、ザ・スクエアSC、九頭龍公園、観蔵院境内特設ステージ、関戸公民館などを活用し、久しぶりにフルに開催されます。なお、桜ケ丘商店会連合会は東日本大震災発災時から被災地支援に取り組み、特に福島県浪江町への支援を行ってきました。3月18日には、「福島と多摩をつなぐふれあいコンサート」も開催されました。4月1日(土曜日)13時30分から関戸公民館会議室で、せいせき桜まつりプレ企画として「復興フォーラム2023~震災から12年、震災や原発事故を風化させない~」が開催されます。浪江町商工会元会長の原田雄一さんはじめ浪江町の関係者のシンポジウムや板倉真琴監督の手による映画「ひとと原発 失われたふるさと」が上映されます。先着100人までの入場とのことです。なお、多摩センターでも4月2日午前10時から16時まで乞田川沿いの長久保公園で「多摩センター桜まつり」が開催されます。また、多摩商工会議所は、やはり4月2日に宇宙桜植樹10周年記念「多摩桜ウォーク」を開催し、旧多摩聖蹟記念館から都立桜ヶ丘公園に植樹されている宇宙桜を見学するウォーキングを行います。気持ちの良い季節ですので、皆さんもお出かけしてみてはいかがでしょうか。
最後に、4月23日は多摩市議会議員選挙の投票日です。今回は、現職、新人など多くの立候補者が手をあげると伺っています。多摩市の未来を決する大事な選挙です。有権者の皆さん。清き一票をお忘れなく。次回は、4月20日配信予定です。では。

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