多摩市長から市民の皆さんへのメッセージ(令和5年2月14日)

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ページ番号1010564  更新日 2023年3月16日

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記帳台の写真

市民の皆さん。こんにちは。市長の阿部裕行です。
 まず、ご報告からです。先週、多摩市の元市長であり、名誉市民でもある臼井千秋さんのご葬儀が営まれました。臼井さんは2月1日に95歳で亡くなられましたが、市では、今月28日まで市役所本庁舎にて故臼井千秋さんへの哀悼の意を表す、記帳台を設けさせていただきます。ご機会があればお立ち寄りいただければと思います。今回は、元市長臼井千秋さんを偲ぶ、新型コロナウイルス感染症対策の記録、PocoPocoFesta2023、知る×楽しむボッチャ体験、市民防災講演会などについてお話しします。

当時のたま広報の写真

当時のたま広報の写真

元市長臼井千秋さんの写真

半旗の写真

 元市長臼井千秋さんは昭和2年に多摩村でお生まれになりました。以来、常にふるさと多摩を愛し、生涯、多摩市の発展にご尽力いただきました。昭和54年4月の市長選挙で第2代多摩市長として当選され、以来、平成11年4月まで5期20年の長きにわたり、多摩市の発展と市民福祉の向上に努められました。特に多摩ニュータウンの開発による急速な都市化は、人口の急増と共に多くの課題をもたらしました。「太陽と緑に映える都市」を将来都市像に掲げ、道路・公園などの都市基盤事業をはじめ、全国各地から多くの人たちが、本市に移り住む中で、新しい近代的な都市を作っていかれました。昭和62年のパルテノン多摩のオープンにあたって「今ここに、文化の大輪が 花咲くことを願い、一粒の種をまく」との言葉を刻まれ、全国から注目を集める文化都市・多摩へと大きく寄与されました。
また、平成3年から7年間、三多摩地域の廃棄物広域処分組合の管理者を務められましたが、当時、三多摩地域では、人口増に伴うごみ量の増加で、これまでの処分場では対応がとれなくなってきました。臼井さんは、多摩地域27の市・町を代表し、最終処分場建設予定地の地元との調整、取りまとめに奔走され、処分場の処理水の問題や自然を守れとの激しい反対運動もありましたが、平成10年に新しい最終処分場が日の出町に開設されることとなりました。私たちは、臼井さんの想いを引き継ぎ、さらなるゴミ減量を進め、環境に優しいまちづくりを進めていかなければなりません。これら多くの功績から平成11年には勲三等瑞宝章を受章され、平成13年には多摩市は、名誉市民の称号をお贈りしました。改めて多摩市民を代表して臼井さんの御霊に限りない哀悼の気持ちを捧げるとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。臼井千秋さん。安らかにお眠りください。

 次に「多摩市新型コロナウイルス感染症対策の記録 2019.1‐2022.3 2年間の振り返り」についてです。未知のウイルスとして中国の武漢で現れた「新型コロナウイルス感染症」との闘いは3年を超えました。市として、この間、どのように対応し、市民の命を守る闘いを行ってきたのか、記録として残すこととしました。特に自前の保健所を持たない自治体として、感染症にり患した患者の情報など、市として苦闘し続けてきた経緯、PCR検査センターの開設、医療・介護・保育などの現場への支援、ワクチン接種での職員先行接種の余波など、その背景も含め記しています。私もコラムとして率直な気持ちを述べていますので、是非ご覧いただけると幸いです。この記録そのものは、多摩市のHPでご覧いただけます。

写真:ぽこぽこフェスタのチラシ

次に3年ぶりの開催となりますが、子どもたちに親しまれていたPoco Poco Festa 2023を新装となりましたパルテノン多摩で2月23日(木曜日)に開催します。プロのアーティストとまるごと一日おもしろ体験をしよう、との子どもたちにとって楽しい時間と場を提供するものです。影絵、こま、フィジカルコメディ、忍者アクション、マジック、クラフト・あそび、パフォーマンス&ミニコンサートなど各界第一線で活躍される皆さんが登場します。一日通しでの参加費用は大人も子供(3歳から)もお一人500円。定員は500人。お申し込みはパルテノン多摩まで。お申し込みは窓口での取り扱いのみとなります。なお、イープラスでも取り扱いしています。

写真:ボッチャのチラシ

次に、知る×楽しむボッチャ体験の紹介です。2月25日(土曜日)、26日(日曜日)の2日間、10時から17時まで。京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターB館2階センターコートで開催します。小さなお子さんから大人までどなたでもご参加いただけます。初めての方、運動に自信のない方など条件は一切、問いません。どなたでも楽しく参加できます。是非、体験してみてください。なお、本年6月4日(日曜日)はボッチャ2023TAMAカップを開催する予定です。

写真:市民防災講演会のチラシ

最後に、市民防災講演会のお知らせです。2月25日(土曜日)9時半から永山公民館5階のホールで開催します。第一部は、「私の3.11と明日への備え」とのテーマで仙台市にお住いの東日本大震災伝承語り部の草貴子(くさ たかこ)さんにお話しいただきます。第二部は、「地域防災力を高め来る災害に備える」とのテーマで工学院大学建築学部まちづくり学科教授の村上正浩(むらかみ まさひろ)さんにご登場いただきます。主な著書に「逃げないですむ建物とまちをつくる —大都市を襲う地震等の自然災害とその対策— 」など。地震等災害はいつ襲ってくるか分かりません。是非、ご参加いただき、何気ない私たちの日常の中のどこに危険が潜んでいるか再点検してみましょう。さて、トルコ・シリアでの大震災は、既に亡くなった方が3万人を超えると報道されるなど大変な大災害となっています。現在、日本赤十字社では「2023年トルコ・シリア地震救援金」の受付を開始しました。私たちの住む日本そして東京でもいつ地震がおきてもおかしくありません。私たち自身が被災者になるかもしれません。私たちにできること、被災者への支援、精一杯取り組んでいきましょう。
 次回は、3月24日配信予定です。では

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