多摩市長から市民の皆さんへのメッセージ(令和4年8月17日)

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ページ番号1009701  更新日 2023年3月16日

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市民の皆さん。こんにちは。市長の阿部裕行です。残暑お見舞い申し上げます。台風でお盆の予定変更を余儀なくされた方もおられたのではないでしょうか。青森、秋田、新潟など数週間にわたって豪雨が続き、地域によっては大変な被害となっています。気候変動の激しさを痛感しています。一方で、エンゼルスの大谷翔平選手が1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの「二桁勝利&二桁本塁打」を達成しました。メジャーで史上2度目の大記録ですが、大谷自身にとっては日米通算で3度目の達成となります。凄い記録ですね。さて、今回は、新型コロナウイルス感染症のその後、故安倍晋三元首相の国葬について、「多摩市50年のあゆみ」、「やとのいえ」原画展、多摩市子ども被爆地派遣報告会、キャッシュレスでGO!GO!多摩などについてお話しします。
まず、このグラフをご覧ください。

グラフ:東京都における新規患者に関する報告件数と重症者数の推移


グラフは前回に引き続き、東京都における新規患者に関する報告件数と重症者数の推移です。なお、多摩市の感染者数の推移ですが、7月14日に100人に達し、その後は200人、300人と増え、8月6日には、前日比439人を記録しました。その後は、100人台が続きましたが、10日は359人、11日は299人と高止まりの状況が続いています。年代別にみますと、10代未満、10代、20代、30代の若い層で半数以上を占めています。また、市内診療所の医師からの報告では、患者の皆さんから、発熱、喉の痛みなどを訴えられる方が多いようですが、全体としては軽症の方が多いとのことです。ワクチン接種については、接種を受けている方でも、り患しているようですが、重症化を防ぐ効果はあるとの見解です。ただし、高齢者や基礎疾患のある方で、重症化するケースもあり、まだ3回目の接種をされていない方、4回目の接種を迷われている方は、早めの接種をお勧めしたい、とのことです。ご希望の方はコールセンターまでご連絡ください。

イラスト:東京都陽性者登録センターの設置について案内

イラスト:有症状者への抗原定性検査キットの配布案内


なお、発熱された方で、市内診療所の発熱外来ですぐに受診できない方が増えています。東京都では、診療・検査医療機関への検査・受診の集中を緩和し、発熱等の症状がある方が速やかに適切な保健医療サービスが受けられるよう20歳代から40歳代で重症化リスクの低い方を対象に、「有症状者への抗原定性検査キットの配布」を行い、さらに迅速な陽性判定ができるよう、オンライン申請できる「東京都陽性者登録センター」を開設しています。詳細は、この通りです。ご活用ください。発熱、のどの痛みなどについては、まずは、市販薬の活用を勧めています。

次に、銃撃により亡くなられた故安倍晋三元首相の国葬についてです。各種世論調査で、国葬についてさまざまな意見が出ています。日本では、戦後、国葬令という法律は失効しており、国葬を行う法的根拠はありません。故吉田茂元首相の葬儀は国葬として執り行われましたが、歴代首相の葬儀の多くは、内閣と自民党との合同葬のような形で行われてきました。岸田首相は、「民主主義を断固として守り抜くこと」を理由として挙げていますが、現職の政治家であり、私怨から首相経験者を襲うというテロ行為についての怒りは、私も首相と気持ちを一にします。ただ、葬儀という行為は、人の死を悼み、遺族に寄り添い、亡くなられた方のご冥福を祈る場です。政府は、今回の国葬にあたり、国民に服喪を求めるものではないとしていますが、既に安倍家で執り行われた葬儀の際、学校等へ半旗の掲揚を求めた自治体があるとして、その弔意のあり方について論議となっています。一方で、旧統一教会と政治との関わり、社会的に問題のある団体を称える行為について、個々人の政治家に委ねるだけでなく、政府として国民に分かりやすい説明を行うべきと考えます。間違っても、このことで政治不信を助長してはなりません。まさに「民主主義を断固として守り抜く」姿勢が大切と考えます。

ポスターの写真:多摩市50年の歩み


さて、多摩市では、市制施行50周年とパルテノン多摩のリニューアルオープンをかねて先月の23、24日に式典はじめ数々のイベントを開催しました。継続して実施している催しを紹介します。パルテノン多摩で多摩市の50年の歩みを展示で振り返る「多摩市50年のあゆみ」を8月29日まで開催しています。多摩市はどのような変化を遂げ、歩みをしてきたのか。さまざまな写真や映像のほか、人々の記憶を紡ぐ文章や絵などを通じて、多摩市の50年を振り返ります。会場は、2階オープンスタジオ、ミュージアム、4階廻廊で行います。

ポスターの写真:やとのいえ原画展


また、2020年に偕成社から刊行された『やとのいえ』の原画展をやはり29日までパルテノン多摩2階オープンスタジオで開催します。観覧料は100円です。高校生以下と障がい者手帳をお持ちの方は無料となります。『やとのいえ』は、多摩丘陵の1軒の農家とその庭先の十六羅漢を中心に150年に渡る環境とくらしの変化を定点で描いた作品です。『やとのいえ』の原画を中心に、関連する民俗資料や、参考となった写真資料、地域の古老が昔の多摩を記録した書籍などを展示し、開発前の里山で営まれていたくらしや、多摩ニュータウンによってどのように地域が変化したのかを紹介します。

写真:広島原爆ドーム前の多摩市子ども被爆地派遣成果報告会の皆さん


8月6日、私も子どもたちと共に、広島平和記念式典に参列し、核兵器の廃絶と世界平和を祈ってきました。この「多摩市子ども被爆地派遣成果報告会」を8月28日(日曜日)14時から16時30分に永山公民館ベルブホールで開催します。今年は市制施行50周年企画として小・中学生の派遣員とサポーターとして歴代の派遣員の皆さんで広島を訪問し、式典への参列の他、平和資料館、被爆した学校の見学や被爆者本人の体験談などを聞き学ぶ中で感じたことを発表していただきます。是非、子どもたちの平和への想いをお聞きください。お待ちしています。

チラシの写真:「キャッシュレスでGO!GO!多摩」第5弾

チラシの写真:あんしんスマホ教室の案内


最後に、「キャッシュレスでGO!GO!多摩」第5弾を9月1日から30日まで開催します。原油・穀物などの価格高騰の影響を受ける市民の皆さんや市内事業者の皆さんを応援するためのキャンペーンです。市内の対象店舗でお買い物を楽しみましょう。「あんしんスマホ教室」ではスマホの使い方、キャッシュレス決済の方法を学べます。ぜひご参加ください。
今回の還元率は最大20%。期間内に還元される上限額はお一人2万円です。詳細は次のリンクをご覧ください。

次回は、9月30日配信予定です。暑さはまだまだ続くようです。ご自愛ください。では。

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