多摩市長から市民の皆さんへのメッセージ(令和5年11月21日)

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ページ番号1013592  更新日 2023年11月21日

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市民の皆さん。こんにちは。市長の阿部裕行です。夏から冬へ。紅葉の彩を楽しむ間もないまま冬の寒さが到来した感じです。寒暖差に身体が追いついていけないですね。ご用心ください。
今回は、J1目指せ!東京ヴェルディ、多摩市地域医療連携シンポジウム、TAMAサスティナブル・アワード2023、「たまコレ~彩りゆたかな私たち~」、アイスランド×絵本そしてふるさと納税などお話しします。

まず、東京ヴェルディは、自動昇格(リーグ1位と2位)は逃しましたが、リーグ3位となったことから、J1昇格をかけ、11月26日(日曜日)に味の素スタジアムでリーグ6位のジェフユナイテッド千葉と対戦し、ここで勝利すれば、12月2日(土曜日)、国立競技場でリーグ4位と5位の勝者と対戦することとなります。優勝すれば東京ヴェルディは16年ぶりのJ1への復帰を射止めることとなります。私も少々興奮しています。多摩市は東京ヴェルディのホームタウンですので。今期の東京ヴェルディは観客動員数でも約16万7千人と昨年の1.5倍以上とサポーターも燃えています。何としてでもJ1昇格の夢を果たしてほしいですね。応援よろしくお願いいたします。

味の素スタジアムの風景

チラシ:プレーオフの詳細

次に11月25日(土曜日)10時から永山のベルブホールで「感染症から身を守るため今できること」と題する多摩市地域医療連携シンポジウムを開催します。登壇者は南多摩保健所舟木(ふなき)所長、日本医科大学多摩永山病院中井(なかい)院長、多摩南部地域病院大貫(おおぬき)院長、多摩市医師会田村(たむら)理事そして私の5人です。2020年に全世界を襲った新型コロナウイルス感染症との闘いをそれぞれの立場から振り返り、今後、感染症等が発生した場合、健康・医療危機にどう対応していくかを議論します。私からは保健所を持たない自治体としての苦悩とワクチン接種等その後の闘いについてお話しする予定です。参加ご希望の方は多摩市公式ホームページまたは多摩市健康推進課(042-376-9111)までご連絡ください。

ポスターの写真:感染症から身を守るため今できること

次に12月2日(土曜日)正午から永山のベルブホールで「TAMAサスティナブル・アワード2023表彰式&講演会」を開催します。これは、12月2、3日とベルブ永山で開催される「多摩市消費生活フォーラム&エコ・フェスタ2023」のプログラムの一つとして行われるものです。表彰式の後、環境パートナーシップ会議副代表理事の星野智子(ほしのともこ)さんによる講演会も行われます。本年の受賞団体と講師、私とによるパネルディスカッションも行う予定です。

ポスターの写真:TAMAサスティナブル・アワード2023

12月9日(土曜日)、10日(日曜日)の二日間、パルテノン多摩のオープンスタジオで行う多摩市人権週間行事「たまコレ~彩りゆたかな私たち~」では、年齢、国籍、性別、障害の有無を問わず分け隔てなくオシャレを楽しめる、東京コレクション発のブランドの服をご覧いただきます。会場では試着をして写真を撮ることもできます。また、12月9日(土曜日)10時半からは、ファッションデザイナー、建築家、支援者、障がい当事者によるパネルディスカッション「みんなでデザインするカラフルな健幸都市・多摩」が行われます。この他、人権に関するパネル展示や、「ミニ・生命(いのち)のメッセージ展」も開催されます。ぜひご来場ください。

人権週刊行事のチラシの表面

人権週刊行事のチラシの裏面

最後に、12月16日(土曜日)14時からパルテノン多摩のオープンスタジオで「絵本がつなぐアイスランドの世界」と題してアイスランドの「かいぶつ絵本シリーズ」を翻訳したアイスランド在住で詩人・翻訳家でもある朱位昌併(あかくらしょうへい)さんをお招きし、アイスランドの文学、言葉さらには火山、氷河などの自然、人々の日々の暮らしなどについてお話しいただきます。ここのところ、火山活動が活発になり、一部の町で住民避難が行われた、とのニュースなど最新の話も伺えるかもしれません。ご来場ください。現在丸善多摩センター店で「かいぶつ絵本シリーズ」の新刊「かいぶつかぜ」発売を記念し、パネル展を開催しています。ぜひ、手に取ってご覧ください。

ポスターの写真:多摩市アイスランド講演会表

ポスターの写真:多摩市アイスランド講演会裏

丸善多摩センター店でのパネル展の様子

さて、年の瀬を迎え、ふるさと納税をご利用される方も多いと思われますが、市民の皆さんにご理解いただきたいことがあります。このほど岸田首相は、一人4万円の所得税・住民税の定額減税を行う旨、打ち出しました。扶養家族も対象となり、4人家族であれば合わせて16万円の減税。実際に減税されるのは早くて来年の初夏の頃となるようです。税収が増えた分の還元との説明ですが、本来、高齢化、子育て、地球温暖化など山積する課題への対応を考えると、国の財政に還元する余裕はないように感じています。一方で、形をかえた減税となっているのがふるさと納税。地方財政を預かる立場から、このまま継続するのはいかがかと思っています。残念ながら、マグロ、牛肉、お米など美味しく食べられる特産品が少ない多摩市はじめ東京の各自治体では、本来、教育、福祉などに使われるべき巨額の税が地元自治体から流出しています。多摩市で言えば、令和5年度において約5億5千万円ほどの減収となっています。ふるさと納税は、所得に応じて控除額の上限が高くなる仕組みのため、利用する高所得者ほど多くの返礼品が受け取れます。これでよいのでしょうか。私は、ふるさと納税は、ふるさとやお世話になった地方自治体を応援するという制度本来の趣旨に立ち返るべきであり、現在の方法は抜本的に見直すべきと考えています。皆さんのご理解をお願いいたします。

グラフ:住民税約5.5億円が市外へ流出!ふるさと納税

次回は12月13日配信予定です。寒さもさらに厳しさを増すことと思われます。くれぐれもお身体にお気をつけください。では。

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